ころもです。
料理の仕上げに塩を足す。
すると実にしっくりくる、こういう体験は多くの人が持っているもの。
しかしなんでも「過ぎたるは及ばざるが如し」で、健康を害するほどに塩分を増やしたのでは元も子もない。
厚労省の「日本人の食事摂取基準」（2015年版）では、生活習慣病を予防するために1日の塩分摂取量を、
男性は８グラム、女性は７グラム未満にすることを目標にしているわけですが、外食チェーンの中には「たった１食」でこの一日の基準値を超えてしまうメニューが多々あるわけです。
というわけで、今回は『週刊新潮』が警鐘する、「継続的に食べてはいけないメニュー」として実名をあげられた外食チェーンと、そのメニューをご紹介していきます。
いまや「減塩」は国民的課題になっている
一日一食しか食べないからいいの、という問題じゃなく、「たった一食」で一日の塩分摂取量を軽々と超えてしまうメニューがあるというのは、やはり問題でしょう。
けれども手軽さと安さゆえ、月に一度、多いときには週に一度、いやいや、人によっては毎食が外食ですというツワモノもいるかもしれません。
美味しいということは大事なことですが、そこを優先するあまり、美味しければ健康的じゃなくてもいいというのではあまりに叡智に欠けるというもの。
豊かさや幸福というのは今日、まさにこれから口に入れる食物を総動員して作られるものと考えれば「たかが塩」などとあなどれないことは言うまでもないことです。
食べてはいけないシリーズで好評の『週刊新潮』が今回提唱したのは、まさに、
たった一食で「塩分」が基準値を超える
食べてはいけない「外食チェーン」特集
です。
〜たった一食で「塩分」基準値超えの「外食」メニューはこれだ〜
店名：ガスト（基準値超え 107品目）
〈メニュー名〉
●肉盛り！ワイルドプレートガーリックソース （食塩相当量 5.1ｇ）
●若鶏の竜田揚げ おろしポン酢 2枚 （5.4ｇ）
●ひれかつ丼（味噌汁・漬物付き） （7.4ｇ）
●ひれかつ丼ランチ（味噌汁・漬物・小鉢付き）（8.0ｇ）
●若鶏と彩り野菜の黒酢あんランチ（5.4ｇ）
●オムライスビーフシチューソースランチ
（さらだ・日替わりスープ付き） （7.5ｇ）
●１日分の野菜のベジ塩タンメン（ほうれん草麺）（12.0ｇ）
●３種の合わせ味噌を使った 特製味噌ラーメン（10.2ｇ）
●特製本格辛口チゲ（半玉うどん入り）（5.8ｇ）
●マヨコーンピザセット（6.6ｇ）
※要注意のサイドメニュー：
Cセット（ご飯・味噌汁・小鉢・漬物 2.9ｇ）
Fセット（サラダ・日替わりスープ 2.8ｇ）
Gセット（サラダ・とうもろこしのポタージュ 1.3ｇ）
店名：バーミヤン（基準値超え 50品目）
〈メニュー名〉
●酸辣湯麺ランチ（食塩相当量 11.1ｇ）
●国産野菜たっぷりタンメンのセット（10.1ｇ）
●ラッキー中華セット（7.1ｇ）
●チャーハン定食（9.4ｇ）
●バーミヤン定食（12.3ｇ）
●担担麺定食（10.3ｇ）
●バーミヤンラーメン（9.2ｇ）
●喜多方チャーシュー麺（13.2ｇ）
●担担麺（9.4ｇ）
●蟹あんかけチャーハン（7.2ｇ）
※要注意のサイドメニュー：
焼餃子３個・半チャーハンセット（3.1ｇ）
焼餃子３個・半ラーメンセット（4.9ｇ）
店名：ジョイフル（基準値超え 31品目）
〈メニュー名〉
●野菜ちゃんぽん （食塩相当量 7.7ｇ）
●ロースかつ定食（6.2ｇ）
●チキン南蛮定食（8.0ｇ）
●かつとじ定食（8.3ｇ）
●すき焼き鍋定食（7.5ｇ）
●味噌チゲ定食(（7.6ｇ）
●とり天定食（6.1ｇ）
●チキン南蛮丼（7.6ｇ）
●バラエティフライ定食（7.4ｇ）
●チキンチーズステーキ＋チキンチーズステーキ（6.0ｇ）
※要注意のサイドメニュー：
洋食セット（パン） （2.0ｇ）
和食セット（25.4ｇ）
豚汁セット（半熟玉子）（4.0ｇ）
店名：サイゼリア（基準値超え 6品目）
〈メニュー名〉
●ナスのミートソーススパゲッティ（パン付き） （食塩相当量 6.6ｇ）
●彩り野菜のミラノ風ドリア（サラダ0.8，スープ1.4付） （5.3ｇ）
店名：ココス（基準値超え 21品目）
〈メニュー名〉
●チーズインハンバーグトリオプレート （食塩相当量 5.2ｇ）
●山盛り!! 鬼おろしハンバーグ（5.9ｇ）
●山盛り!! 鬼おろしのチキンカツ（6.3ｇ）
●自家製タルタルソースのチキン南蛮（5.8ｇ）
●濃厚カルボナーラスープスパゲッティ（5.8ｇ）
●”広島県産”牡蠣と柚子胡椒の和風スープスパゲッティ （7.7ｇ）
●”しびれ”担担麺（6.4ｇ）
●鶏唐揚げと野菜の甘酢あんかけ膳 （6.0ｇ）
●和風ボンゴレスパゲッティランチ （6.9ｇ）
●自家製タルタルソースのチキン南蛮膳ランチ（7.8ｇ）
※要注意のサイドメニュー：
和風セット（ご飯・味噌汁・漬物） （2.2ｇ）
石窯パン（ライ麦） （0.9ｇ）
バゲット（0.7ｇ）
店名：デニーズ（基準値超え 30品目）
〈メニュー名〉
●まぐろごはん と かけうどん （食塩相当量 7.6ｇ）
●ハーブ三元豚のピリ辛チーズチゲ（小鉢除く）（7.7ｇ）
●おろしチキンステーキ定食（7.9ｇ）
●おろしハンバーグと牡蠣フライ膳（5.9ｇ）
●チキン南蛮膳（小鉢除く）（5.9ｇ）
●ハーブ三元豚のとんかつ膳〜生ソース（小鉢除く）（5.9ｇ）
●まぐろごはんと半熟たまごうどん（7.8ｇ）
●担々麺（単品）（8.9ｇ）
●トムヤムクンのフォー（単品） （7.1ｇ）
●おこさまうどん（6.3ｇ）
※要注意のサイドメニュー：
コーンスープ（0.7ｇ）
味噌汁（1.9ｇ）
店名：ロイヤルホスト（基準値超え 44品目）
〈メニュー名〉
●国産真鯛ZEN 真鯛・いくら・かにの和風ピラフ＆海老とホタテのあつあつグリル（小） （食塩相当量 7.3ｇ）
●450ｇロイヤルアンガスサーロインステーキ（だし醤油とパセリガーリックバター）
（8.0ｇ）
●ロイヤルアンガスサーロインステーキ ステーキミックスグリル
（おろしポン酢ソース） （5.8ｇ）
●ロイヤルアンガスサーロインステーキと天然海老フライ＆カニクリームコロッケ膳
（6.3ｇ）
●メカジキのグリル膳（ジンジャーバターソース） （5.8ｇ）
●国産豚のおろしロースかつ膳（おろしゆずぽん酢ソース）（6.1ｇ）
●ロイヤルオムライス with天然エビフライ＆カニクリームコロッケ （5.7ｇ）
●ロイヤルアンガスサーロイン お昼のステーキ御膳 （5.0ｇ）
※要注意のサイドメニュー：
英国風パン（1.1ｇ）
低糖質パン（0.7ｇ）
味噌汁（1.6ｇ）
以上となります。
（出典・引用元：『週刊新潮』2019年3月14日号）
いかがでしょうか。
わずか1食で、一日の塩分摂取量の基準を軽々と超えているものもありますね。
言えることは、たまにならいいでしょうが「継続的に」食べるのは考えましょうということでしょうか。
いずれにしても、誰のものでもなく自分自身の体、健康です。
また、知識のない子供の命を守るのは親の責任でもあるので、知恵をつけて、その上で食べる・食べないの判断をするというのが最低限必要かと思います。
ではまた。
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