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日本ではよくやるのに欧州の医療先進国では「やらない手術」

 

 

ころもです。

 

健康のためなら死んでもいい。

とんでもないパラドックス(逆説)だけれど、まじめにこれに突き進んでいるとしか思えない事柄はよく目にするし耳にします。

 

わかりやすいところで言えば、雷鳴とどろく中を毎日欠かしたことがないから、健康のためだからといってジョギングをし、落雷にあって命を落とすなどもそのひとつ。

 

本当に大事なものの優先順位がわからなくなると、冷静に考えればわかることがわからなくなる。何のための何なのか、動機すら忘れて突き進んでいるということは数限りなく存在します。

 

たとえば病気になって治療をする場合、

 

日本でもQOL(クォリティ・オブ・ライフ:生活の質)という意識は広く普及してますが、欧州ではさらに上行くQOD(クォリティ・オブ・デス:どう死ぬか、いかに満足して最期を迎えるか)まで視野に入れた治療が行われるといいます。

つまり、患者が後悔しない治療が一番大切、という考えですね。

 

今回は『週刊現代』9月1日号より、「医療先進国 ドイツとフランスでは『やらない手術』」をご紹介させて頂きます。

 病気は治ったけど「歩けなくなった」

 

たとえば

「欧州では、腰痛について手術をしても治るかはわからない、手術をしてもしなくても症状は変わらないという見解が強くなっています。それどころか、手術をしたことでより腰痛が悪化することもある。確かに欧州でも腰の手術はしますが、まずはリハビリや保存治療を推進しています」

とは、加茂整形外科医院の加茂淳氏の言葉。

海外の医療事情に詳しい医師、真野俊樹氏も、

「なかには病気は治ったけど『歩けなくなった』という人がいます。…後略」

と発言。

高齢者の場合などは脊柱菅狭窄症の手術のため入院を1〜3週間余儀なくされ、それによって一気に筋肉が衰え寝たきりになる可能性が高いと指摘しています。

 

我々に今求められているのは、何のために生きるのか、どう生きたいのか、そして、それ以上にどんな死に方を望んでいるのかという死生観なのかもしれません。

 

いわれるがままに手術をし、医者がいうのだからそうなのだろう、正しいのだろうと鵜呑みにすることの恐怖というのは、

「食道がんの手術は、食道を摘出した後、胃を筒状にして引張り上げ、食道を再建します。外科のなかでも膵臓がんと並んで食道がんは、とくに難しい手術。それゆえ、優秀な外科医ほど『切ってみたい』という誘惑にかられる手術でもあります。…後略」

という医師の言葉を聞けばきくほど不安になります。

 

日本では積極的にやっているのに、欧州や米国ではリスクが大きいとして「やらない手術」があるということを知っておくことは決して無駄ではありません。

 

ことに「がん」に対する治療法というのは日本と欧州では異なり、日本人は「がん」イコール「手術」というイメージが強いですが、ドイツやフランスはまず放射線治療を第一に考えるといいます。

 

ではナゼに日本は手術を第一に考えるのかといえば、それは、外科医がそのまま主治医になるからだというのです。

 

本来であれば外科医や内科医、放射線科医が話し合って最適な治療を健闘するのが望ましいのに、日本では外科医主導が目立ち、必然的に手術が多くなってしまうのだと。

 

プラス、日本は国民皆保険という、世界でもトップ暮らすに恵まれた医療制度を持っているために、誰でもが少ない自己負担で手術が受けられることも危ない手術を増やしている側面だというのです。

 

欧米ではむやみに切らないのが一般的

 

信じたくはないですが、自分の「腕試し」として手術を推奨する医者がいることを忘れてはならない、といいます。

 

確かにいいカメラを持っていたら旅に出たくなるように、いい腕を持っていたら切ってみたくなるという衝動が起こっても全く不思議じゃありません。

 

とはいえ、それが必要な手術ならまだしも手術前より生活の質を落としてしまうことになるのなら、また話は変わってきます。

 

自分の命を大事にするためにも、今回の情報は非常に有益だと思いご紹介させて頂くことにしました。

 

ドイツ、フランスほか
欧州の医療先進国では「やらない手術」

 

 

病名:前立腺がん

【日本でよくやる手術方法】
前立腺全摘除術。前立腺を摘出し膀胱と尿道をつなぐ

 

【欧州ではやらない理由】
日本では腹腔鏡手術やダヴィンチ(ロボット)手術が主流だが、前立腺を摘出すると、術後、2人に1人が尿漏れを起こすため、フランスなど欧州では放射線治療が第一選択肢となっている。

 

 

病名:食道がん

【日本でよくやる手術方法】
食道亜全摘手術。胃を引っ張り上げ食道を再建する手術

 

【欧州ではやらない理由】
大掛かりな手術になるため、身体への負担が大きい。結合不全による術後合併症(肺炎)などにより最悪の場合、死亡することも。欧州ではリスクを考え、放射線と抗がん剤がメインに。

 

 

病名:肺がん

【日本でよくやる手術方法】
がんの進行度によって部分切除か片肺全切除に分かれる

 

【欧州ではやらない理由】
手術で肺を取れば、すぐに息切れするなどQOL(生活の質)に影響が出る。放射線ならば根治はできなくても2〜3年は再発を防げる。再発すればまた放射線をすればいいという考え方。

 

 

病名:膵臓がん

【日本でよくやる手術方法】
膵頭十二指腸切除術。十二指腸、胆管、胆嚢も切除する

 

【欧州ではやらない理由】
発見された際にはすでに手遅れのケースが多い。手術してもほとんどの場合、再発する。欧米では命の危険性を考えて手術を見送ることが多い。日本では腕試しで手術したがる医者も多い。

 

 

 

病名:咽頭がん、喉頭がん、舌がん

【日本でよくやる手術方法】
がんの進行度によって、それぞれ部分切除か全摘出になる

 

【欧州ではやらない理由】
日本では手術による根治治療がメインだが、欧米では放射線治療が一般的。日本は、手術でがんを完全に切り取ろうとするが、欧米では「一生付き合っていくもの」という考えが強い。

 

 

 

病名:乳がん

【日本でよくやる手術方法】
乳房切除術。ステージⅡ以下は乳房温存術が一般的な治療法

 

【欧州ではやらない理由】
「以前は再発や転移を防ぐため、胸骨や鎖骨上のリンパ節の一緒に切除していたが、欧州で『リンパ節切除は意味がない』と発表され、日本もやっと行わなくなった」
(中川医師)

 

 

病名:子宮頸がん

【日本でよくやる手術方法】
腹腔鏡による子宮全摘出手術。根治を目指した治療法

 

【欧州ではやらない理由】
「日本のガイドラインではステージⅡB期の治療は『全摘手術』となっているが、米国や欧州では手術しない。日本は約8割が手術だが、欧州では8割が化学放射線療法」
(中川医師)

 

 

 

病名:虫垂炎(盲腸)

【日本でよくやる手術方法】
内視鏡や開腹手術により炎症を起こしている盲腸を切除する

 

【欧州ではやらない理由】
虫垂炎は若い人だけでなく全年齢で発症する。盲腸は必要ない臓器といわれてきたが、切除すると術後1年半〜3年半の間、大腸がんリスクが増加することが判明。欧州では薬で治療。

 

 

 

病名:白内障

【日本でよくやる手術方法】
白内障レンズ置換術。視力回復のため人工レンズを入れる手術

 

【欧州ではやらない理由】
イギリスが発表した「無駄な医療」には、白内障手術について、十分に健闘してから手術を行うように指導されている。単なる視力回復を目的とした手術は避ける。

 

 

 

病名:椎間板ヘルニア

【日本でよくやる手術方法】
内視鏡で痛みの原因と思われる腰のヘルニアを摘出

 

【欧州ではやらない理由】
そもそも腰痛にヘルニアは関係なく、手術では腰痛は治らないと欧州では考えられている。高齢者の場合、入院が長引くと筋肉が衰え歩けなくなることもある。認知症が進行する可能性も。

 

 

 

病名:脊柱菅狭窄症

【日本でよくやる手術方法】
骨や靭帯を削る除圧術と歪んだ背骨を固定する手術がある

 

【欧州ではやらない理由】
手術しても痛みが消えないことが多く、余計悪化するケースも。神経や脊椎を傷つけるリスクがあるので、欧州では安易に手術するのではなく、運動療法で改善を図る方向に進んでいる。

 

 

病名:リウマチ

【日本でよくやる手術方法】
痛みが出ている膝や股関節などを人工関節に入れ替える

 

【欧州ではやらない理由】
ヨーロッパやアメリカでは薬物治療がスタンダートとなっているが、日本では未だに手術を勧めてくる医者も少なくない。リウマチは免疫疾患のため、人工関節にしても根治はしない。

 

 

 

病名:摂食・嚥下障害

【日本でよくやる手術方法】
胃瘻造設術。胃に穴をあけ、管を通し直接栄養を送る

 

【欧州ではやらない理由】
寝たきりになった患者を延命することが目的。欧州や米国では、いたずらに患者を苦しめる無駄な治療として挙げられる。誤嚥性肺炎を起こし、亡くなる人も多く、日本でも減少傾向。

 

 

ということです。

 

怖いですね、言いなりになるということは。

必要な手術もあるでしょうが、必ずしも必要でないばかりか、返って悪化することもあるということをきちんと説明してくれているでしょうか。

 

 

最後の胃瘻造設術などは、以前医者が自分だったら絶対に受けたくないといった項目のトップになっていた記憶があります。

 

自分なら絶対にしないことを患者にならしてしまう、それがひとつ信じたくない事実としてあるとするなら、賢くなるのはやはり医者以上に自分自身の意識というものでしょう。

 

ぜひ、あなた自身、そしてあなたの大切な人々のためにも知識をつけて頂きたいです。

 

 

ではまた。

 

(出典・参考元:『週刊現代』2018年9月1日号)

 

 

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