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週刊現代が公表!名医が自分や家族に買って飲んでいる市販薬

 

 

ころもです。

 

医者も人間。

具合が悪いときに薬を服用することはもちろんあるわけですが、一体どんな薬を飲んでいるのか。

そもそもドラッグストアで市販薬を買うことはあるのか。
あるとしたら、何を服用しているのか。

 

そんな素朴な疑問に応えるように『週刊現代』が、各診療科で評価が高い名医20人に、

 

・飲んでいる市販薬は何か
・飲まない市販薬は何か

について取材し、この度の6月23日号にて公表してくれています。

 

鵜呑みにすることはないですが、参考程度にでも知っておいて損はないのじゃないでしょうか。

その道のプロフェッショナルな方たちが選ぶ、自分や家族のための市販薬ということであれば、素人判断で選んだ市販薬よりは…と思いますよね、通常は。

 

花粉症の薬や風邪薬など、一体どんな市販薬を飲んでいるのか気になります。

 

追加記事:ポスト発!4年以内に公開された新たな「副作用」あの有名薬も 

【関連】驚!この3年で新・副作用が見つかった「有名薬」実名リスト

 名医が買っている市販薬とは

 

それでは見ていきましょう。

名医はどんな市販薬を飲んでいるのか。

 

今回は買われている市販薬の名前もさることながら、それに関する「医師のコメント」があるので、そちらも大変参考になりました。

『週刊新潮』さんの食べてはいけないシリーズとはまた違った視点で重要な記事ですね。

 

〜名医が買っている市販薬〜

 

【風邪薬】

・ツムラ漢方葛根湯エキス顆粒A(ツムラ)
・麻黄附子細辛湯(ワンワロンM顆粒)(三和生薬)

 

ー医師のコメントー

「葛根湯は使い慣れており、肩こりにも有用」(大和氏)
「パブロンなどは依存性があり、勧めない。麻黄〜を服用」(長尾氏)

 

 

【鎮痛・解熱剤】

・ブルフェン(科研製薬)
・ロキソニンX(第一三共ヘルスケア)
・バファリンA(ライオン)
・バファリンルナi(ライオン)
・ラックル(日本臓器製薬)
・イブ(エスエス製薬)
・タイレノールA(武田コンシューマーヘルスケア)

 

ー医師のコメントー

「ブルフェンやバファリンAは、処方薬と同様の成分が含まれるので、少量ならば処方よりも薬局のほうが安くつく」(三好氏)

岩波氏は「ロキソニンSは比較的、副作用が少ないので」服用。いっぽう、住田氏は「ロキソニンSは胃腸障害が起きやすい」として避けているという。

南淵氏は「20歳くらいのときからバファリンAを安心して使っている」。
「風邪のときは、総合感冒薬ではなく、タイレノールAを選ぶことにしている。家の薬品箱の一番上に載っている」(岡田氏)

 

 

 

【胃腸薬】

・ガスター10(第一三共ヘルスケア)
・パンシロンG(ロート製薬)
・太田胃散(太田胃散)
・大田漢方胃腸薬Ⅱ(太田胃散)
・セルベール(エーザイ)
・ツムラ漢方安中散料エキス顆粒(ツムラ) 

 

ー医師のコメントー

「ガスター10などのH2ブロッカー薬は有用で、市販薬で十分」(鳥居氏)。
ガスター10は、「何度も服用して、効果があった」(中原氏)など、4名の医師が服用。三好氏は「ガスター10も効果的だが、酸も消化には必要な気がして……」と、セルベールを推す。「市販の胃腸薬にはすぐれたものもあり、太田漢方胃腸薬もよい」(三好氏)。長尾氏は「安中散を服用。誰にでも効くから」

 

 

 

【花粉症・アレルギー】

・アレグラFX(久光製薬)
・アレジオン(エスエス製薬)
・クラリチンEX(大正製薬)
・アネトン アルメディ鼻炎錠(武田コンシューマーヘルスケア)
・ツムラ漢方小青竜湯エキス顆粒 

 

ー医師のコメントー

5名の医師が服用していたのが「アレグラFX」。

「効果は弱いが、眠気が少ない」(大和氏)。
中原氏がアレグラと共に、クラリチンを推すのも「眠くならない第2世代の抗ヒスタミン剤が使われている」という理由。
「アネトン〜は、漢方との合剤で、効果的。ただし漫然とした長期使用は副作用も出やすくなるので薦めない」(松田氏)

 

 

 

【かゆみ・じんましん】

・オイラックスA(第一三共ヘルスケア)
・ベトネベートクリームS(第一三共ヘルスケア)

 

ー医師のコメントー

「オイラックスはよく使う。市販薬のほうが、かゆみを抑える点で優れている。ステロイド系は長期使用では薦めない」(三好氏)

 

 

 

【湿布薬・外用薬】

・バンテリンコーワパップS(興和)
・ボルタレンEXローション(グラクソ・スミスクライン)
・ロキソニンSテープ(第一三共ヘルスケア)
・フェイタスシップ(久光製薬) 

 

ー医師のコメントー

多くは処方薬と同様の成分だが、「バンテリンは処方薬と違ってメントールが入っているため、貼るとスースーして気持ちがいいので買う。市販薬はこれしか買わない」(古澤氏)。フェイタスシップを使用する住田氏は「他に比べて即効性がある」

 

 

 

【目薬】

・ソフトサンティア(参天製薬)
・新V・ロート(ロート製薬)
・サンテFX Vプラス(参天製薬) 

 

ー医師のコメントー

「市販薬の目薬は、いずれもスッとする成分がある。これは処方薬にはない」(三好氏)。「ソフトサンティアは、防腐剤が入ってないので使っている」(中原氏)

 

 

 

【虫刺され・水虫】

・液体ムヒS2a(池田模範堂)
・ラシミールATクリーム(グラクソ・スミスクライン)
・キンカン(金冠堂)
・新ビホナ エースクリーム(山﨑帝國堂) 

 

ー医師のコメントー

「ムヒなどの外用薬は、市販薬のほうが処方薬より優れていると感じ、愛用している」(三好氏)。「ムヒは、キンカンと並んで幼少期から使っている」(大和氏)。「水虫にはラシミールを使っている。使い慣れており、今でもよく効きますね」(水上氏)

 

 

 

【その他】

・ヘパリーゼプラスⅡ(ゼリア新薬)
・新ヘパリーゼドリンク(ゼリア新薬)
・ツムラ漢方芍薬甘草湯エキス顆粒(ツムラ)
・ナリピタン(小林製薬) 
・正露丸(大幸薬品)
・武田漢方便秘薬(武田コンシューマーヘルスケア)
・救心(救心製薬)

 

ー医師のコメントー

「ヘパリーゼは、医師仲間から薦められ、今では飲み会の30分くらい前に必ず飲む。芍薬甘草湯は、こむら返りの予防」(大和氏)。耳鳴り改善のナリピタンは「名前はユニークだが、驚くほどよくできた配合」(鳥居氏)。長尾氏は「下痢のときは正露丸。常備薬として優れている」とするが、南淵氏は「僕には武田漢方便秘薬が一番効く。

絶対に飲まないのはグルコサミンやコラーゲンなどのサプリメント」。
救心は「これしか効かない人がいるのも事実」(鳥居氏)

 

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鳥居氏→鳥居泌尿器科・内科院長 鳥居伸一郎医師
岡田氏→新潟大学医学部名誉教授 岡田正彦医師
水上氏→健康増進クリニック院長 水上 治医師
南淵氏→昭和大学横浜市北部病院教授 南淵明宏医師
松田氏→松田医院和漢堂院長) 松田史彦医師
三好氏→三好クリニック院長 三好俊一郎医師
中原氏→医学博士 中原英臣
大和氏→虎ノ門・日比谷クリニック院長 大和宣介医師
長尾氏→長尾クリニック院長 長尾和宏医師
吉澤氏→要町病院副院長 吉澤明孝医師

 

 

以上となります。

 

お薬というのは誰にでも等しく効くものでもないでしょうし、医師が飲んでいるのだから何の心配も要らないというほど単純なものでもないと思っていますが、何も知らずに選択していくよりは役に立つかもしれません。

 

(出典元・参考:『週刊現代』2018年6月23日号)

 

一番の薬はストレスを溜めず、良質な睡眠と食事を心がけることだと思うので、お薬というよりはそちらを「より充実」させていきたいです。

 

ではまた。

  

 

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