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週刊現代2019!納得できない「病院と薬」を替えて命を守る!

 

 

ころもです。

 

 

こと命に関しては遠慮など要らない。

 

わかっているつもりでも、相手が病院、医師、薬となるとなぜか遠慮気味になってしまう。

 

遠慮してはいけない「究極のもの」があるとするならそれは「命に直結する決断」をおいて他にないはず。

 

命を惜しみながら、いっぽうで命を左右する究極の場面で「医師の機嫌」を損なうことや「医師との軋轢」が生まれることを怖れ言いたいことを言わないでいるのは賢明な生き方とはいえません。

 

不信感や理不尽さを感じながらもそれを医師に伝えることができず、納得のいかない治療、改善されない薬を飲み続けているとしたら、それは誰のための人生でしょうか。

 

ということで、

 

今回は7月13・20号『週刊現代』医療健康大特集より、タイトル「私は薬と病院をかえて元気になった」をご紹介させて頂きます。

 

今の病院に納得がいかない、この薬を飲んでもいっこうに症状が改善しない。そんなお悩み、不安をお持ちの方の参考になれば幸いです。

命を守ることに遠慮はいらない

 

命のことになると遠慮気味になる。
もったいない話です。

 

命のことなら、遠慮なんて要らない。

そういう気概で情報をつかみにいき、一度きりの人生を悔いなく生き抜いて欲しいと思います。

 

遠慮など出されたお菓子のときにすればいい。納得のいかない病院、改善がなかなか見られない薬なら「変える選択肢もある」ということを忘れないで欲しいです。

 

 では、見ていきましょう。

 

 

☆病院を替えて良くなったケース☆

 転院の病院  転院の病院 の記述になります。

 

胃がん

国立がん研究センター → がん研有明病院

〈転院した経緯〉
ステージⅢの胃がんが発覚、がんセンターでは抗がん剤での治療を勧められた。一方、患者は腫瘍切除を希望したためにがん研に転院、手術を行った。

  

肺がん

順天堂大学医学部附属順天堂医院 → 浦安ふじみクリニック

〈転院した経緯〉
患者が副作用の強いとされる治療薬イレッサの使用を拒否し順天堂はお手上げ状態に。転院先の医者が粘り強く患者を説得して同薬を受け入れさせ、快方へ。

 

肝臓がん

東京医科歯科大学医学部附属病院 → 新百合ヶ丘総合病院

〈転院した経緯〉
難易度の高い手術に抵抗があったため、患者が他の治療法に望みを賭けて転院。新たな病院では放射線治療で病状が好転、現時点で腫瘍は完全に消えている。

  

膵臓がん

岩手県立久慈病院 → 東京医科大学病院

〈転院した経緯〉
ステージⅣの患者が地元・岩手にある病院で化学療法を試みるも副作用の強さに断念。先端療法の超音波治療HIFU(自由診療)を受けるため、東京まで通院。

  

舌がん

熊本大学病院 → 北海道がんセンター

〈転院した経緯〉
地元の熊本大病院に通うも状況は悪化。かねてからHPでチェックしていた北海道の医師にメールで治療を直談判、放射線治療の組織内照射でガンが完治。

  

前立腺がん

新潟大学医歯学総合病院 → 放射線医学総合研究所(千葉市)

〈転院した経緯〉
患者は新潟大で「手遅れだ」と見放される。そこで先進医療保険の担当者に相談し放射線を使った重粒子線治療を受けることに。8年経った現在、再発はなし。

  

乳がん

聖路加国際病院 → がん研有明病院

〈転院した経緯〉
超早期に乳がんが見つかるも、聖路加では「まだ手術する段階じゃない」と言われた。不安になった患者は転院を決め、有明病院はすぐに切除手術を実施。

  

糖尿病

自治医科大学附属病院 → 獨協医科大学病院

〈転院した経緯〉
「このままでは失明する」など、言葉のきつい担当医に疲弊。妻のアドバイスで転院し、新たな病院では医者との十分なコミュニケーションに満足している。

 

リウマチ

杏林大学医学部付属病院 → 聖ヨハネ会桜町病院(東京・小金井)

〈転院した経緯〉
杏林では医者の治療方針より高圧的な態度に不満を抱く。転院先では担当医が丁寧に接してくれるためリハビリにも力が入り症状は改善、痛みがひいてきている。

 

C型肝炎

日本赤十字社医療センター → 慶應義塾大学病院

〈転院した経緯〉
日赤で抗ウィルス治療を受けるも効果が上がらず「なかなかよくなりませんね」と突き放される。慶應病院で出会った担当医の手厚い治療で徐々に回復へ向かう。

 

 

 次はお薬に移ります。

 

 

 

☆薬を替えたら患者の調子が良くなったケース☆

 

高血圧

●アダラート → ブロプレス

〈解説〉
歯茎や唇が腫れるなどの副作用が出始めたため、ブロプレスに変更したところ腫れが治まった。

 

●アダラート → アムロジン

〈解説〉
アダラートは効果が強すぎる薬。服用後、血圧が下がり過ぎたため後者に替えたところ安定した。

 

●オルメテック → プレミネント

〈解説〉
前者の効果を実感できなかったので、医者に相談してプレミネントに変更。結果、数値が改善。

 

 

糖尿病

●アクトス → メトホルミン

〈解説〉
体重が増えるという副作用が出て、気になったのでメトホルミンに替えると体重も元に戻った。

 

●ザファテック → マリゼブ

〈解説〉
マリゼブは腎障害がある場合も服用可能なので腎機能悪化に伴い変更したところ、数値も改善した。

 

●ランタス → トレシーバ

〈解説〉
トレシーバは作用時間が42時間と長く、一時的に打ち忘れてもリカバリー可能という利点がある。

 

 

高脂血症

●クレストール → ロトリガ

〈解説〉
前者は強力だが、筋力低下や筋肉痛の副作用が出たため、より安全と言われる後者に替えてもらった。

 

●リピトール → リバロ

〈解説〉
リピトールのほうが強力だが、併用していた肝炎薬との飲み合わせが悪かったので、後者に変更。

 

 

 

逆流性食道炎

●ガスター → オメプラゾン

〈解説〉
ガスターの効果が現れにくく、より強力なオメプラゾンに。その後、胃痛に悩むことが少なくなった。

 

 

痛風

●ザイロリック → フェブリク

〈解説〉
体質的にザイロリックが効きにくいと医者に言われ、フェブリクに変更したところ数値改善。

 

●ザイロリック → ザイロリック+クエン酸

〈解説〉
尿酸値が下がりにくかったので、相談したところクエン酸製剤を追加してもらい、効果を実感。

 

●フェブリク → ユリノーム

〈解説〉
尿酸を作る作用を抑制するか、尿酸の排泄を促進するか。効果を見極めたうえで後者に替えた。

 

 

血栓症など

●ワーファリン → DOAC

〈解説〉
DOACのほうが副作用が少なく、食事制限もほとんどないとのことで、ワーファリンから変更。

 

 

解熱・鎮痛

●ロキソニン → ボルタレン

〈解説〉
速効性があると聞いたが、服用しても痛みが治まらないのでボルタレンに替えたところ改善した。

 

●ロキソニン → カロナール

〈解説〉
ロキソニンは胃粘膜への副作用があり、飲むと胃が痛むので後者に替えてもらった。効果も実感。

 

 

偏頭痛

●マクサルト → アマージ

〈解説〉
速く効く(前者)を選ぶか、長く効くを選ぶか。医師の意見を聞いて後者に変更して良くなった。

 

 

不眠

●レンドルミン → サイレース

〈解説〉
中途覚醒に悩んでいたので、入眠を助けるレンドルミンからサイレースに切り替えたところ睡眠が安定。

 

●ハルシオン → マイスリー

〈解説〉
ハルシオンは速く効くが、併用できない薬が多いと知り、相談の上マイスリーを処方してもらった。

 

 

めまい

●メリスロン → セファドール

〈解説〉
医者と相談してめまいの原因を見極めたところ、前者より後者のほうが効果がありそうだと判断。

 

 

うつ

●レクサプロ → ジェイゾロフト

〈解説〉
効果が出るのが速いのはレクサプロだが、服用後に頭痛などの副作用が出たのでジェイゾロフトに変更。

 

 

以上です。

(出典元:『週刊現代』2019年7月13・20号)

 

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

きよすクリニックの院長、伊藤喜亮氏いわく、

「医者としては、患者さんが薬を替えたいなら、率直に言ってもらったほうがいい。そうしないと患者さんの状態をきちんと把握しないまま処方することになります」

 と助言。

 

必要とあらば、

『セカンドオピニオンを取るので、紹介状を書いて欲しい』と切り出す勇気も必要です。

 

いくつもある命じゃないのですから、生死にかかわる場面で遠慮なんてする必要はないし、医師の機嫌を損ないたくないといった理由で、たったひとつきりの命を失うなんて実に馬鹿げています。

 

ただ「勝手に薬を飲むのをやめられるのが一番困る」という医師の言葉もありますから、そこはひとこと相談をするということは忘れずに。

 

命を守るために病院や医師と関わるのに、そこに忖度することを優先順位の一番にすることほど本末転倒な話はありません。

 

悔いのない選択で、ひとつきりの「生」をどうぞ生き抜いてください。

 

 

ではまた。

 

(出典・参考元:『週刊現代』2019年7月13・20号)

 

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