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医師が警鐘!健康診断の落とし穴「体に悪い検査・いい検査」

 

 

ころもです。

 

 

国内外でいろいろな事件事故が起こっています。

どれも広い意味で他人事ではないし、今日関係がなくても明日、あるいはいつか自身の身に降り掛かってくるかもしれないと思えば気が気じゃない。

 

しかしよくよく考えてみれば、それもこれも「命」が大事だからなんですよね。

 

たったひとつ、たった一度しか生きることができない命だからゆえに、今は他者で起こっていることが重要に思えるし、重要だと感じなくてはという強迫観念に襲われているのです。

 

であれば何をすることが求められるか、必要かと言われればそれは、

「知ること」に貪欲になるということではないかと、そう思うわけです。

 

無知は罪と知ることです。

 

地頭の良し悪しではなく、生きるための知恵・知識を得るための勇気と言い換えてもいいかもしれません。

 

たとえば、

 

子どもたちにとっての秋が運動会や遠足なら、大人たちにとっての秋の行事のひとつ、健康診断などがあげられるでしょう。

 

『医者に聞けない検査値のホント』の著者で、予防医学が専門であり新潟大学名誉教授で医学博士でもある岡田正彦氏いわく、

 

「定期的に検診を受ければ、病気を早期に見つけることができますし、心理的にも安心できるかもしれません。しかし、実際に健康に有効かどうかは別の話なんです。検診を毎年受けているグループと、受けていないグループを追跡調査したところ、差がないどころか、受けたほうが総じて寿命が短い、という結果出ています」 

 とのこと。

 

「変わらない」という結果だけでも驚きですが、受診しているほうが総じて寿命が短いという結果が出ているとは…。

 

これは健康診断の存在意義、根幹をまるごと揺るがす問題じゃないでしょうか。

 

もちろん医療も商売であることをかんがみれば、医師と製薬会社にとって患者はなくてはならないものという捉え方になるわけですから、あの手この手で健康診断を受診するよう啓蒙活動をしていくのも不自然ではないし、それ自体が必ずしも「悪」と言い切れるものでもない。

 

要は、

 

受診する「意味」や「効果」があればいいわけで、逆に言えば意味も効果もないどころか、マイナスになる受診なら受けないほうがマシということになります。

 

ということで今回は、2019年10/14号『週刊大衆』より、

 

「死を招く 健康診断『カラダに悪い検査・いい検査』」をご紹介します。

 

 

★カラダに悪い検査(できれば避けたい)

 

検査名:胃X線検査

胃がん発見は極めて難しく、被爆リスクもある。飲まされるバリウムの副作用から呼吸困難、肺炎、腸閉塞になることも。

健康診断の有無:◯

 

検査名:胸部X線検査

肺や心臓などの臓器を調べる検査だが、そもそも結核を見つけるためのもので、肺がんなどは見つけづらい。しかも被爆のリスクあり。

健康診断の有無:◯

 

検査名:PET検査

1回の検査で、全身のがんを見つけることが可能という触れ込みだが、有効性は怪しい。ほぼ自由診療で費用は10万円超。

健康診断の有無:☓

 

検査名:PSA検査

採血のみの検査で前立腺がんが見つかるが、前立腺肥大症や前立腺炎でも数値が高くなるため、有効性が疑問視される。

健康診断の有無:☓

 

検査名:ストレスチェック

2015年12月から、常時50人以上の従業員がいる会社で実施が義務化。しかし、テスト自体がうつ病の抑止に効果があるわけではない。

健康診断の有無:◯

 

 

 

☆カラダにいい検査(絶対受けるべき)

 

検査名: 問診

実は検査より問診が一番、体のどこが悪いかよく分かる場合も。まずは、かかりつけ医に受診を。定期健診にもあるが、時間が限られ不十分。

健康診断の有無:◯

 

検査名: BMI

体重と身長を基に算出される”肥満指数”。肥満は死をもたらす大病のリスクを高めるので把握しておきたい。27以上は要注意。

健康診断の有無:◯

 

検査名: 血圧

BMI同様、基本的な検査だが重要。定期健診では上が130、下が80以上で高血圧とされるが、実際は60歳以上の150以上で「要注意」。

健康診断の有無:◯

 

検査名:脂質検査

定期健診ではLDL(悪玉)、HDL(善玉)、中性脂肪が検査されるが、特にLDLの数値に注目が必要。脳梗塞、心筋梗塞の原因となる。

健康診断の有無:◯

 

検査名:空腹時血糖値&ヘモグロビンA1C検査

この2つの血液検査によって糖尿病の判定をする。初期状態でも発見可能。尿検査(尿糖)もあるが、この検査であれば初期でも分かる。

健康診断の有無:◯

 

検査名:肝機能検査

血液による検査。肝臓病のリスクが判明する。GOTとGPTから、近年それぞれAST、ALTに呼び名が替わった。

健康診断の有無:◯

 

検査名:尿中微量アルブミン検査

肝臓と並んで重要な腎臓の状態が判明。定期健診の尿タンパクと同様の尿検査だが、こちらは病気の初期段階でも分かる。

健康診断の有無:☓

 

検査名:便潜血検査

便を採取する、いわゆる”検便”。大腸がんが発見可能。内視鏡検査などの他の検査より有効性が極めて高い。40歳以上からの検査でOK。

健康診断の有無:◯

 

検査名:胃内視鏡検査

内視鏡によって胃がんかどうかが分かる。健診には胃X線検査もあるが、内視鏡は被爆のリスクがない。50歳以上は推奨。

健康診断の有無:☓

 

検査名:ピロリ菌検査

胃がんの原因になるピロリ菌の有無を確認する。呼気や尿、血液、内視鏡など、検査方法はさまざま。一度検査すればもう十分。

健康診断の有無:☓

 

検査名:低線量CT検診

肺がんを発見できる。定期健診の胸部X線、喀痰検査よりも精度が高い。被爆リスクは軽減されているが40歳以上推奨。

健康診断の有無:☓

 

検査名:スパイロメーター検査

肺から出入りする空気の量を測って、呼吸の能力をチェック。慢性閉塞性肺疾患(COPD)が分かる。喫煙者は必須。

健康診断の有無:☓

 

 

 

 自分にとって必要な健診はなにか。

そもそもなぜに健診を受けるかの原点に立てば、どの健診が必要かどうかの判断がつきやすくなるでしょう。

 

一度きりの人生、悔いのないように生きるために必要な知識を更新して活用していきたいですね。

 

たったひとつきりしかない命ですから。

 

ではまた。

(出典・参考元:2019年10/14号 『週刊大衆』)