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年末年始がチャンス!?親の認知機能低下サインはこの10項目!

 

 

ころもです。

 

年末年始が近づくと憂鬱になる方も多いことでしょう。

久しぶりの実家、親や愛犬との再会。

 

本来なら手放しで喜びたいところでしょうが、現実はなかなかに厳しいもの。

否が応でもつきつけられる漠たる不安が一気に押し寄せる季節、それが年末年始の偽らざるもうひとつの姿だと思います。

 

さて、今日は年に数度もないであろう親子が顔を合わせる年末年始を間近に控えていることもあるので、タイムリーな記事をご紹介しましょう。

親の認知症はこう見抜け!

久しぶりの再会だから見ずに過ごすのか、久しぶりの再会だからこそ注意深く観察するのか。

 

高齢の両親に会う子供の気持ちは多種多様。


社会問題となっている空き家問題もさることながら、それ以前に、今生きている親がいつ認知症になってしまうのかという不安や恐怖のほうが、より子供の将来に切実に絡んでくることは間違いないでしょう。

 

近くにいないからこそわかること、気づくことというのは少なくありません。

同じ屋根の下に暮らしていないからこその「わずかな異変」への気づき、これは非常に大切なこと。

めったに会わない、頻繁に会えない親との再会を有意義なものにするためにも、そのわずかな異変を見抜くためのチェックリストは非常に有効となります。

 

今回は『週刊文春』新年特大号に掲載されていた、「親の認知症」チェックリストをご紹介致します。

 

〜認知機能低下のサイン10項目〜

 

①家の中の匂いが気になる。異臭がする。

アルツハイマー型認知症の初期段階では、嗅覚機能が低下するため、異臭に気づかなくなる。お風呂に入らず、布団も干さなかったり換気への意識が薄れてしまう。


②整理整頓が出来ておらず、家の中が汚くなった。

きれい好きだったのに片づけできずに部屋が汚くなっているのは、認知機能の低下が原因かもしれないとのこと。食器棚なども雑然と揃えることもなくしまっているだけという状況になっていないかなど。


③冷蔵庫に賞味期限切れの食材や、冷蔵庫に入れる必要のないものがある。

これは認知症による計画性の低下が考えられるとのことで、冷蔵庫に入れる必要のない預金通帳まで冷やされているケースもあるとのこと。


④料理の手順が悪くなり、レパートリーが減った。味が変わった。

手順が悪いのは二つのことを同時進行する能力が落ちているため。また同じ炒めものばかり3日も続いたり、嗅覚や認知機能の低下の場合は味の加減というレベルじゃなく味自体がめちゃくちゃになってしまうとのこと。


⑤以前に比べ、金銭感覚が変わった。

何を買ったのか、何に使ったのかもよく覚えておらず、無計画に使ってしまうケースが多い。財産状況の確認は難しいけれども何とかチャンスを捉えて把握する必要もありそう。


⑥些細なことで、すぐ怒り出す。

これは前頭葉機能低下の前段階であることが多いらしく、感情のコントロールが出来なくなっているとのこと。どうしてそんなことで怒るのかという「地雷言葉」があり、その言葉を聞くと「そんな話するんじゃない!」と怒り出す。


⑦運転があぶなっかしく、車に小さなキズがいくつもある。もしくは事故を起こした。

擦り傷やボコボコしたキズが複数あるケースが多いとのこと。免許返納について話すことも大事。


⑧髭を剃らない、化粧をしないなど、以前に比べて身だしなみを気にしなくなった。

これは比較的わかりやいし、指摘しやすい部分かも。


⑨家の中でぼーっとしていることが増えた。外出が減った。

一日中テレビをぼーっと観て外出もしないので身だしなみも気にせず、引きこもりがちになる。これは気力の問題。このような生活が続くとウツ傾向になりやすく、高齢者にとっては認知症発症リスクの要因のひとつとなってしまう。


⑩同じ話を繰り返したり、少し前の出来事を覚えていない。

外出して誰かに会った、という行動そのものの記憶がすっぽり抜け落ちてしまう忘れ方が認知症特有のもので、先月会った人の名前を思い出せないというのは加齢によるものだそう。

 

 

 

以上10項目となってますが、チェックの仕方がわかり確認が済んでも、その先にどう誘導するのかは難しいところ

 

しかし、コツがあるといいます。

 

それは、異性が説得するということ。

 

母親には息子が、父親には娘が、それは義理の関係であってもいいといいます。

 

【それでも納得してくれない場合】

 

物忘れ外来を受診させたいけど納得してもらえない場合は、専門医のチームに自宅にきてもらう方法もあるというのです。

 

なんでも2018年の4月から、『認知症初期集中支援チーム』なるものが市町村に設置され、地域包括支援センターなどに連絡をすれば、医療と介護の専門チームが自宅まで来て相談にのってくれるというではないですか。

 

これなら、あの手この手で外に連れ出す理由も労力もかからず助かりますね。

 

しかも来年2019年度には、国立長寿医療研究センター主催の研修を受けた一万人の認知症サポート医が待機する体制になるというのだから心強いこのこの上ないです。

誰の身にも忍び寄る老い。

 

たまの帰省だからこそ見える老齢な親のちょっとした異変を見逃さず、気になることがあれば年末年始のこの時期に膝を突き合わせて話すことも実に有意義な正月の過ごし方と思います。

 

ではまた。

 

(参考元:『週刊文春』新年特大号より)