ころもです。
パッケージやネーミング、店の雰囲気やキャッチーな謳い文句…。
原材料表示や健康に無頓着な人々にとっては、そんな「表向き」の可愛さや物珍しさが購入の決めてになったりすることもあるでしょう。
しかし、それが体内に取り入れないものならまだしも、食品として体内に取り入れるものだとしたら「ま、いっか」ではすまされない。
美味しいのが一番という時代は終わり、健康長寿ということで多くの人が「食育」に目覚めはじめている。
今日はそんな観点から、知っておきたい「登録栄養士が食べないでくれ」と願う食材9選をご紹介します。
(※登録栄養士とは…アメリカ・カナダにある専門資格で、体を健康に保つための食事と栄養の活用法を専門的に学んだ医療専門家のこと)
共通点は多いので参考になる
今回ご紹介する「不健康な食品」9種類は、アメリカのスーパーマーケットに並ぶ食品からの指摘ではありますが、共通することも多いのでご紹介させて頂きます。
①ペットボトル or 缶入りのコーヒーや紅茶
理由:意識しないうちに、カロリーと糖分の過剰摂取になってしまう。
②低カロリーマヨネーズ
理由:普通のマヨネーズの半分ほどのカロリーや脂肪分しか含まれていないのは確かだが、カットされた分の脂肪分は砂糖やその他の添加物で埋め合わされている場合が多い。
③無脂肪チーズ
理由:まるでゴムのような食感であり、口の中で溶けず、クリーミーな食感など全く期待できない。
④ダイエット・ソーダ類
理由:ゼロカロリーだからと言って体への影響がゼロであるわけではない。砂糖の代替物である合成甘味料は、腫脹やガスの原因になりえるし、ダイエットソーダを飲むことで過食が進み、それにより体重増加が引き起こされる研究結果もある。
さらに、骨粗鬆症のリスクを高めるのみなあず、糖尿病の原因となる可能性も指摘されている。
⑤アサイー
理由:デザートのような気持ちで食べるべき。ナッツ類やフルーツなどの食材と組み合わせるより、脂肪分の低いギリシャヨーグルトやカッテージチーズを好みのフルーツと併せて食べるほうがよい。
⑥プロテイン・バー
理由:さまざまな糖質、過剰な脂質、合成着色料や香料が含まれているとみて間違いない。さらに合成甘味料であるスクラロース、食物繊維を天下するチコリ根などは、体内でガスを発生させる作用も。
⑦プロテイン・クッキー
理由:ビタミンやプロテインを添加した普通の焼き菓子に過ぎない。クッキーを食べたいのであれば本物のクッキーを週2度などと決めて食べる法が良い。日々の食事からより多くのプロテインを摂取したいということならば、ヨーグルト、卵、ナッツ類、豆類、魚類やチキンなど、自然なタンパク質を多く含む食材を取り入れることが先決。
⑧グラノーラ
理由:店で売っているグラノーラは、カロリー、脂肪分、糖分の塊。
⑨トッピング用ホイップ・クリーム
理由:栄養士なら鳥肌モノの、高果糖のコーンスターチ、硬化油(水素添加油)、合成香料などが詰まっている。
今回の記事はアメリカのスーパーマーケットに並ぶ食品からの指摘なので、いささか感情移入が難しいものもあるし、⑤のアサイーに至っては、「食べないで」と願う食品の中身の説明というよりは、「こうしたほうがより美味しく食べることができますよ」といった感じで説得力に欠けますが、他の食品に関しては納得できました。
食べないで欲しいものは、
そもそも販売されなければいいのですが、そういう声もなかなか現実にならないので、消費者が賢くならないといけないですね。
では。