ころもです。
物想う秋。
憂う心といえば響きがいいけれど、その憂いの理由が人に話せぬ「悩みや不安」からくるものであったりしませんか。
たとえば、優れぬ体調から「病気なんじゃないだろうか」といったような。
今日は『デイリー新潮』掲載記事から、「唾液だけで乳がんかどうかを調べられる最先端の検査方法」についてご紹介させて頂きます。
時間もなく、痛いのも苦手という方には特に朗報か
病院へ行くというのはそれがたとえ隣にあったとしても、なかなかにハードルが高いという方も多いでしょう。
人によっては痛みを嫌い、検査はしたいけれど二の足を踏むという方も多いはず。
心身の負担が軽くて済むならば、実は検査を受けたいという潜在的な検査希望者においては、この「唾液だけで早期発見できる」という検査方法は選択肢のひとつとして非常に魅力的だと思います。
■■■検査が受けられる医療機関■■■
- 小野寺歯科医院(岩手)
- 宏愛会第一病院(群馬)
- 東京ミッドタウンクリニック(東京)
- ドクター小池クリニック(東京)
- 満尾クリニック(東京)
- リバーシティクリニック東京(東京)
- ルカデンタルクリニック(東京)
- 相模原中央病院(神奈川)
- セレンクリニック名古屋(愛知)
- 井関循環器科内科(和歌山)
TEL:073-444-8111
住所:和歌山県和歌山市毛見173−4
以上、14機関。
無駄足にならぬよう、事前に「唾液検査」のことを電話確認されることをお勧めします。
(参考:『デイリー新潮』配信8:00)
「検査できるのは、乳がん、肺がん、膵臓がん、大腸がんの4種類。2〜3滴の唾液を提出してもらうだけで、現在がんに罹患しているかどうかのスクリーニング検査ができます」
とは、慶應義塾大学先端生命科学研究所特任教授で「サリバテック」社取締役の杉本昌弘氏(引用元:『デイリー新潮』)。
唾液を数滴ほど採取するだけで痛みも伴わないというのは、あまりに魅力的。なにせ心身ともに煩わされるという印象が先走り、「考えること」すら放棄していた人々にとっては「待ってました」の朗報です。
でも、どんな検査をするのでしょう。
■■■検査は数分という手軽さ■■■
日本生命が2018年1月、この検査を社員約1000人を対象に行い、その内容が紹介されていました。
① 検査方法は、検査スタッフから説明を受けた受診者らが次々とストロオーを加え、口の中にたまった唾液をストローを経由してチューブ型の容器に移す、というもの。
・検査に必要な唾液の量は、「0.1ミリリットル以上」。
・検査を手がけたのはサリバテック社。
唾液に含まれる複数の成分の濃度を検査機器で測定し、がんに罹患(りかん)しているリスクを判定。時間は説明を含めてもわずか5分程度しかかからないという手軽さが有難い。
② 解析結果は、「リスク値」という数値で示され、0.0〜1.0の間で算出。1.0に近いほどリスクが高く、受診者は自身の数値を、「非がん患者、がん患者」の数値と比較したグラフで提示されるのでわかりやすい。
重要→あくまで現在がんに罹患しているかのリスクを調べる検査だということ。
なので、リスク値が最大の「1.0」だったとしても、がんと診断されたことにはならないということ。
※もしリスクが高いと判定された場合は、提携医療機関が紹介される。
■■■検査の料金(値段)はいくらか■■■
日本生命が検査したときの検査結果は、2〜3週間ほどで受診者に報告されたそう。
気になる検査費用は2万〜3万円程度とのこと。
尿検査よりも簡単だったという受診者の感想もあるので、罹患しているかどうかのリスクを検査したいという方には本当に有用な選択肢のひとつに思います。
ではまた。
(参考・引用元:『デイリー新潮』、『産経ニュース』)