ころもです。
結婚を後悔していますか。
それは義実家とのトラブルでしょうか。
結婚しようと思った相手さえ、もとは他人。
ましてやその両親、義実家と必ずうまくやっていかなくちゃいけないなんて考えたら、それこそ上手くいっている家庭生活さえ破綻しかねないです。
義実家トラブルのあれこれを拾い、問題解決の糸口を見つけましょう。
実家と義実家の経済格差に戸惑うお嫁さん
義実家と実家の差があります。結婚3年。2歳半と2ヶ月の子供がいます。 義実家は土地など所有しており金銭的に余裕があります、私の実家は借金、倒産、離婚しており、私は父方に引き取られました。経済的に暮らしていくのがやっとという感じです。義実家には様々なイベントごとに何かとお金を御祝いとしてもらいます。
誕生日なんかは現金じゃなくておもちゃとかでいいから孫に渡してあげれば喜びますよ?と言ってみるのですが、選ぶのがめんどくさい?らしく現金で私や主人に渡してきます。
私たちは義実家の所有するマンションに格安で住まわせてもらい、子供たちと遊んでもらったり本当によくしてもらってます。実家は結婚の御祝いも出産祝いも誕生日もないです。たまに安いおもちゃなどをくれるくらいです。
状況的にそれでも仕方ないと思っていますが、あまりにも差がありすぎて、義実家に度々お金をもらっていることあまり実父には話していませんが、言ったほうがいいですかね?
(引用元:知恵袋)
相談者のお悩みを赤字で強調してみました。
これは、客観的に見ると、そして捉え方次第では恵まれた状況であるといっていいと思います。
もちろん当事者にしてみれば、そうはいってもの世界かもしれません。
しかし、
例えば黄色で強調しましたが、これなどまさにその典型的なもので、結果現金のほうが良かったという回答者のほうが世の中には多いのじゃないでしょうか。
選ぶのが面倒だから現金にするわね!
と言われたわけでないことは(?)マークがついていることから推察できます。
となれば、本当に考えに考えた末現金にしたのかもしれないと考えるほうがお互いに幸福な選択です。
実家と義実家の経済格差、それによる様々な行事などの対応について逐一報告する必要などないですし、心はいろいろな形で表現されるのだと解釈して、その都度感謝の心で接していくことで心も穏やかになるのじゃないでしょうか。
人はどちらに転んだとしても、必ずそこに不平不満の種を見つけてしまうようです。
良くも悪くも人は全く対等、平等ではないと私は思います。
それぞれの境遇をただ生き抜くだけ。
なので、それを相手に伝えることでいい種が育つとは思いません。
モノを見ず、心を受け取るようにしていけばどちらにも等しく感謝の気持ちで接していくことができると信じます。
義実家に泊まりたくないというと逆ギレ
義実家に泊まりたくないです。
夫が逆切れするのですがいい回避方法ありませんか?
20代後半、子供はまだ居ません。義実家は車で1時間程度の距離です。
義両親はいい人達で関係も良好ですが、しょっちゅう遊びにおいでとお誘いがあり、夫は親孝行だから〜とか言って顔出そうといいます。
土日のどちらか行くだけならいいのですが、泊まりで行くのが当たり前みたいな感じで、しかも毎月行かされそうになります。
行くのはいいけど、泊りはちょっと・・
と、何回か行きたくないと言ったら逆切れされて、一方的に怒られるので行きたくないと言うのが嫌です。
ちなみに私の実家には一度も泊まった事ありません!
先月は、土曜に予定を入れて回避しましたが今月また行こうと言われそうです。
毎回、予定を入れる事で回避すればいいでしょうか?
(引用元:知恵袋)
誰にも嫌われずに、なにも本心を伝えることなく物事が解決することは難しいです。
この場合、相談者のお嫁さんは義両親に対し、「いい人たちで関係も良好」と話しています。
ただ、
その良好な関係というのは現在の、それこそしょっちゅうお泊りをしない距離感によって育まれ、守られている可能性を考える必要があります。
ゼロか百かじゃない提案としてお嫁さんは「行くのはいいけど泊まりはちょっと…」と濁してご主人に伝えていますが、これが誤解と逆ギレのもとになっている可能性があります。
なぜ泊まりは嫌なのかをこの場合きちんと話したほうがいいでしょう。
お義父さんやお義母さんにはたまに会いたいけれども、泊まりになると先方も何かと準備が大変で気を遣わせるから、日帰りのほうが気軽に何度も行きやすくていいな、といったようなある種「必要な大人の嘘」といったもので回避する手段があります。
ただ根本的な解決としては、本当の本音を言えない夫婦になってしまったら、これが今後ずっと続いていい関係なのだろうか、ということまで発展しかねません。
主従関係でも師弟関係でもないのですから、自分が望まないこと、相手が望むこと、それらの中間地点で折り合いをつけるということが共同生活の基本中の基本です。
お嫁さんは「自分の実家には1度も泊まったことがない」と発言しています。
ならば、交換条件として1度、毎週交互に互いの実家に帰省するのはどうかと提案してみてはどうでしょう。
それで眉をひそめたり、一蹴して相手にしないようなご主人の態度であれば、それが今後の判断の基準になります。
ご主人が可愛いのは自分だけ、自分だけが幸福になりたい人という判断をしても決して大げさではありません。
誰にでも生みの親はいます。
そして他人の親より大事に思う気持ちは一緒です。
それが理解できないような人は、この先の人生を一緒に生き抜く相手としてふさわしい相手とは言えません。
たかが帰省、されど義実家
です。
多くのトラブルに悩む相談内容に共通しているのは一言でいえばやはり、相手への「思いやり」がなさすぎる、という事。
一方的に義実家への帰省を強要したり、憶測で相手の行動を判断したりと、物事を自分のものさしだけで測っているがために、そこに同調しないものを排除しようとする心理が働いているように思われます。
そうまでして一緒に生きていきたい相手なのかどうか、根本まで遡る必要もあるケースが多々見受けられます。
大切なのは、世間体なのか本当の幸福なのか。
決めることができるのは、自分自身の心しかありません。