ころもです。
価値観が多様化している現代。
職業の選択基準も人それぞれ。
今回は、20代サラリーマン1000人にアンケートした「新一流企業」の回答結果をご紹介します。
かつての一流が今はいずこへ…。
そんな回答結果を見ていると、時代を読む目が一段と養われます。
では、参りましょう。
IT系やメガベンチャーは強いが、浮沈も激しい
〜新・一流企業〜
1位:Google 年収 約1600万円
〜高給かつ休暇や無料朝食などの福利厚生も充実した一流企業。外資メーカーから転職した20代男性は「月給が約2倍になった」とか」〜
2位:三菱商事 年収 1540万円
〜エリートの”老舗”。ネームバリューも年収も文句なしだが、昨今はまれに駐在を敬遠する20代社員もいて、Googleに一歩及ばず〜
3位:Amazon 年収 約1400万円
〜飲み物無料など、外資ならではの福利厚生が手厚い。またAmazonプライム・ビデオなど若者からの認知度も高く、モテ度は高い〜
4位:トヨタ自動車 年収 831万円
〜日本を代表する企業。自社の野球チームが強く、グッズにもカネをかける。応援に駆けつけた社員の愛社精神が高まり業務にも好影響〜
5位:メルカリ 年収 502万円
〜今年上場し、転職人気もモテ度も圧倒的に上昇した企業。スキルのある30代の社員が多いので、落ち着いていると20代女性から人気〜
6位:ZOZO 年収 524万円
〜「月に行く、球団を持つなど社長が進める事業が生き生きとしていて憧れる」(26歳・ホテル)など、社長の前澤氏に注目する若者が多数〜
7位:LINE 年収 715万円
〜福利厚生のパーティでマグロの解体ショーを行うなど派手な一面も。渋谷から新宿ミライナタワーに移転して、ますます華やかに〜
8位:Apple Japan 年収 ー
〜六本木ヒルズに日本法人を構える。「転職活動の際、誰に聞いても仕事もプライベートも充実している様子が印象深かった」(29際・IT)〜
9位:セールスフォース・ドットコム 年収 約720万円
〜新卒時は"Excelに入力された電話番号のハイフンをひたすら消す仕事”などもあるが、それに耐えれば翌年から年収が150万円UP〜
10位:楽天 年収 707万円
〜「営業力がつく企業。会社全体としてもさまざまな分野に手を広げているので、働いていても不安に感じることはない」(25歳・楽天)〜
ちなみに、こちらが
〜旧・一流企業〜
1位 NHK
2位 日本郵便
3位 オリエンタルランド
4位 野村證券
5位 日本生命
6位 グリー
7位 ヤマト運輸
8位 NTTドコモ
9位 三菱UFJ銀行
10位 エイベックス
いや〜、見事に入れ替わってますね。
塗り替えられている。
・社員の預貯金が多い企業5社 発表!
1位 三菱商事
2位 伊藤忠商事
3位 日本銀行
4位 外務省
5位 トヨタ自動車
4位の外務省というのが面白いですね。
なんでも海外勤務が預貯金増のポイントだそう。
紛争地域への赴任の場合、危険手当がついて給料が1.7倍になることもあるのに、使うところはないので貯まる一方なのだとか。
・時代をリードする高給企業5社はこちら!
1位 ファナック
2位 GSX(グローバルセキュリティエキスパート)
3位 アトラエ
4位 キーエンス
5位 メルカリ
・無駄な飲み会がない企業上位5社!
1位 電通
2位 Amazon
3位 弁護士ドットコム
4位 ANA
5位 ヤマト運輸
・働きやすい企業ランキング上位5社!
1位 セールスフォース・ドットコム
〜GAFAに次ぐ成長企業として、今夏の決算では純利益が前年比6.5倍と絶好調。養子縁組や不妊治療に対する手当も用意されている〜
2位 リクルートグループ
〜オフィス環境の良さには定評があり。勤続3年ごとに約1カ月の連続休暇を取れるステップ制度など、スキルアップへのサポートも多い〜
3位 P&G
〜洗剤やシャンプーで知られる世界最大の消費剤メーカーで、本社は神戸市。基本的な福利厚生が揃い、社内で予防接種もできる〜
4位 アストラゼネカ
〜イギリスの製薬会社。健康診断を受診時、内視鏡検査も全額補助が受けられるなど、健康に関する制度が充実。家賃補助、子育て支援も〜
5位 日本イーライリリー
〜多様な医療費補助があるのは製薬ならでは。「田舎は車社会なので、営業の社用車を私的利用できるのが羨ましい」(28歳・製薬)〜
Twitterに書いたらフォロワーが増える企業
1位 ユーザベース
2位 メルカリ
3位 メタップス
4位 CCC
5位 TBWA/HAKUHODO
活躍する若手が多く、キャリアに繋がる企業上位5社!
1位 メルカリ
2位 イトクロ
3位 Freee
4位 エス・エム・エス
5位 ファーストリテイリング
40代が幸せそうな企業上位5社!
1位 Google
〜役職に関係役違憲を言い合えるフラットで自由な環境も評価ポイント。結果、風通しがよく、モチベーションが高まりやすい風土に〜
2位 任天堂
〜ドンキーコング訴訟、ユリゲラー訴訟など「任天堂法務部最強」伝説から、「何があっても社員を守ってくれる安心感がある」との声も〜
3位 日本政策投資銀行
〜手厚い福利厚生が特徴で育休制度や時短勤務も充実。働きやすい環境づくりが進んでいる。金融のなかでもホワイト企業と絶賛される〜
4位 テレビ朝日
〜激務の印象があるが「平日に5日連続で休暇を取ると5万円支給される制度があり、長期休暇を取りやすい」(29歳・テレビ朝日)〜
5位 トヨタ自動車
〜社割でトヨタ車を安く購入できるのはもちろん、健康づくりや退職後の資産管理、財形、介護相談など、まさに一生を保証する安心感〜
何をメリットとするのか。
プライオリティをどこに置くかで、自分独自の優良企業というのは決まってくるのでしょう。
多種多様な生き方の前にあっては正解がない、というのが正解なのか。
非常に興味深いアンケート結果ですね。
ではまた。
(出典・参考元:『週刊SPA』2018年12月11日号)