ころもです。
現役最後となるロンドン世界陸上、本当に最後の最後となる男子リレー決勝で足を痛めボルトはフィニッシュできませんでした。
ウサインボルトはジャマイカのアンカー。
バトンを受け取って、あとはアメリカ、イギリスを追いかけてメダルを獲得するのかという状況で、なんと足を痛めたボルトが走るのをやめ、無念からトラックにうつ伏せになって顔を覆う状況。
何が起こった!
なんだ。どうしたボルト!!
男泣きで突っ伏すウサインボルト
そうしている間にも、イギリスがゴール、アメリカがゴール、そして日本もゴール。
初めての銅メダルを獲得。
でもそれどころじゃなかった。
日本が3位になる素晴らしい走りだったのにボルトの途中棄権が気になりすぎて、ほとんど日本男子4名の走りを観ていませんでした。
というか、見ることが出来なかった。
ボルトに釘付けです。
結果は、金メダルがイギリス、銀メダルがアメリカ、銅メダルが日本。
快挙です!
日本は初銅メダル!この4名だ
日本の男子リレーのメンバーは、
第一走者が多田修平。
第二走者が飯塚翔太。
第三走者が桐生祥秀。
アンカーが藤光謙司。
スタートから日本は目をみはるいい走りでした。これはいい結果が出るぞ、でもアンカーには今日で、このリレーで最後の走りとなるボルトがいる。
最後までわからないな
そんなことを思っているうちに、あれよあれよと第三走者からアンカーへとバトンが引き継がれるなか、ほぼ日本と並ぶ走りだったジャマイカの第三走者がボルトへバトンを渡しました。
目に焼き付けなきゃ、とボルトの走りに注視してすぐ、足を痛めたのかボルトのバトンは宙に放り出され、ぴょんぴょんとしてからトラックにうつ伏せになって、両手で顔を覆うボルトの姿が‥‥。
ボルト、ラストランは結果足を痛めたため途中棄権となり、ゴールすら出来ませんでした。ジャマイカの無念でもあるはずなのに、やっぱりボルトの無念を想ってこちらも涙。
ボルトがゴールしたあとに必ず見せてくれた、あのポーズも見ることもできず、観衆に手を振る姿もなく、早々にジャマイカの選手に支えられながらトラックを去っていくウサインボルトの姿。
決して忘れることはないでしょう。