ころもです。
こんな年でもやるんですね。
っていうか、こんな年だからこそ意地でもやるんでしょうね、紅白。
今日のデイリーニュース、12:02配信の記事で司会者が発表されました。
観ない観ないといいながら、結局毎年観てしまっている紅白。
今回「第71回 NHK紅白歌合戦」の司会者は2人とも役者。
白組司会が俳優の大泉洋さん。
紅組司会が女優の二階堂ふみさん。
ふ〜〜ん、そうなんだ、という感じ。
なんというのか……可もなく不可もなくというのか、へぇ〜そうなんだ〜と蜃気楼を目を細めて見る感じ。
なにせ、紅白に期待するものがあまりに無さすぎる。
紅白、は?という感じ。
こちらは純粋に一年の最後の日に「歌」を聞きたいわけですよ。
歌を。
ミュージカルの稽古風景のようなステージでもなければ、ゆるきゃらの盆踊り風体操でもなく、純粋に、完全なる「歌」を聞きたいわけです。
それには今の紅白はあまりに役不足すぎて、むしろ本当に聞きたい歌手は今やYou Tubeで選んでスマホで楽しむ時代になっているのだから、家族揃ってや一家団欒というワードはますます遠ざかるばかり。
視聴率が本当に欲しいならやることはひとつ。
きちんと「歌」に特化すること。
すべての忖度を抜きに、一年の最後を締めくくるにふさわしい歌、歌手。
司会者のトークや無駄な場外乱闘的なオチのないおしゃべりで間を埋めるのじゃなく、昔のFNS歌謡祭のように表も裏も外も使って、これでもか、これでもかというほどに「歌」を聞かせて欲しいのですよ、個人的にはですが。
今回の司会者決定の記事にネットの声は、実に正直かつ切実ですよ。
・催し物などはいらないんで、歌の尺を長くしてくださいね。
・無駄なコーナーと演出、無駄な歌を省けば、もっとたくさん名曲をかけれると思う。
・もっと歌の時間を取って欲しいです。
・基本歌合戦なので初心にそった歌を聴かせるアーティストのみ出場してほしい。
・大所帯のグループを沢山出場させる事だけはやめてほしい。大所帯のグループは男女ともに最大で3グループまでとし、歌で勝負するアーティスト達を数多く出場させてほしいものである。
・人気者を司会者に抜擢出来るほど予算が有るなら、受信料を返せ!
・いいかげん、純粋な歌合戦を見てみたい。
・毎年見てる紅白ですが、要らぬ 余興が多すぎるのと四時間越える長過ぎな時間は果たして必要性はあるのか?と疑問に思う。
(引用:ヤフコメ)
世界が激変して「今日が最後の一日のつもりで生きよう」ぐらいに価値観や人生観が変わった国民も多いだろう2020年。
その最終日を飾るに本当の意味でふさわしい曲、歌手が出演するなら、おそらく役者が本来の職業である司会者も、また不自然なほどに多いダンサーや小芝居もいらないはず。
しかし大物であればあるほど、
そして歌手として力量も魅力もある大物ほどNHKには出ないのだから、それも望むべくもない。
ああ、今年も歌合戦ではなくさるかに合戦的な大騒ぎで終わるのだろうか。
一番印象に残るのが「ゆく年くる年」の鐘の音ということになるのだろうけれど、賢い皆さんはすでにテレビ離れをして年末にふさわしい過ごし方を獲得していることでしょう。
You Tubeがことさら有り難く思える年末になることは間違いないかも。
歌手の皆さんの本音も聞きたいところですね。
では。