ころもです。
新型コロナが浮き彫りにしたものは数限りなくあります。
そのなかのひとつは平常時、平和なときにはなかなか見えにくい「人間性」。
俳優の的場浩司さんは今朝の「スポニチアネックス」の記事で、
「解除になった県の方々…気持ちは和みましたか?コロナが消えた訳ではないので…3密にならん様に注意して…新しい生活へ繋げて下さい」
と気遣い、自身は緊急事態宣言の発令から一ヶ月弱続く自粛生活に、
「日々、家の中で過ごす…さすがにしんどくなってきた…家族と買い物も行けない…芝居も出来ない…仲間と遊びにも行けない…ちょっとストレスを感じる」
と本音をこぼしながらも、
「でも我慢…今日まで国民が頑張ってきた日々を無にしたくない…小池さんも『東京はまだ感染拡大中』って言ってる…緊急事態宣言が解除されるまでは家で過ごす」
と隠しきれない素直さと真面目さの感じられるコメントをしています。
「国民が頑張ってきた日々を」……、
大げさな言い回しと感じる方もいるかもしれないし生真面目過ぎるという見方もあるでしょうが、身勝手過ぎる沖縄ゴルフの石田純一さんとどうしても比較してしまいます。
痛い目にあって初めて反省のように見える謝罪をし、見つかってなければ今もゴルフ三昧だった可能性を感じさせる人間との違い。
人間性というものは固形じゃないがゆえに、一つの事象に対するその人の考え方、所作、行為のひとつひとつがそれを「成していく」と考えれば、
「自分が頑張ってきた日々を無にしたくない」
ではなく、
「今日まで国民が頑張ってきた日々を無にしたくない」
と語る的場さんの言葉は、彼の「人となり」を感じさせ、旅番組などで見ることができた人柄の良さとも合致します。
ネットでは、
つっぱったキャラで30年以上も芸能界で生きてこれたってある意味すごい。キレキャラだけど実は人柄がいいのだろう。
自粛を勘違いしている。外に出てはダメ、ということではない。
お父さんパンデミックの最中に亡くなったんだなあ。
もう良い加減に自粛行動が素晴らしいって意識は捨てましょう。
「自分一人くらいは大丈夫」と思って外出する人、いるよ。
もう自粛は正義ではないですよ
といった声が寄せられています。
新型コロナによって亡くなってしまう命も経済危機によって亡くなってしまう命もどちらも「同じ命」という側面からすれば、今回の自粛に関してはそれぞれ置かれた背景、立場によって考え方も変わってくるでしょうし、変わって当然だと思います。
自粛しつつも経済を徐々にまわす。
経済を徐々にまわしながらも最低限の対策は怠らない。
言えることは、
未だ届かない「アベノマスク」より、「自分の命は自分で守る」の精神が最後には一番頼りになるということでしょうか。
ではまた。
(出典元:スポニチアネックス 5/19)
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