ころもです。
競泳の池江璃花子さんとなべおさみさんが話題です。
かたやアスリート、かたや吉本興業所属のタレント。
どこに接点があるのかと訝しむ人もいるでしょうが、次の「デイリー新潮」の記事を読むと「なるほどな」と納得がいくかもしれません。
デイリー新潮が記したその内容は、
なべといえば「施術」あるいは「気を送る」と称して、王貞治氏ら病に苦しむ人々を救ってきたと自著で豪語する怪人物。“池江にもオカルト療法を施し、自分が治したと喧伝するのでは”と悪い影響が懸念されている。実際、依然として彼女にとりつき、離れようとしない。
というもの。
「気」を送る人、送られる人、という解釈になりますか。
5月9日のNHKスペシャル「ふり向かずに 前へ 池江璃花子 19歳」に出演した池江璃花子さん。
「…、いつか皆さんに試合会場で、戻って来た自分をお見せ出来るよう、頑張ります!」
と誓っていますが、ときどきというか、近ごろ以前にもまして思うことがあります。
わかるけど、言いたいことはわかるけど、本当のところはよくわからない。
わからないというか、理解し難い。
一度きりの人生を赤の他人の期待に応えるために使う必要があるのだろうかと。
そしてそれを宣言までする必要がどこにあるのだろうかと。
究極のクールすぎる発言かもしれないですが、「いつか皆さんに…、お見せ出来るよう、頑張ります」といった決まりきった言葉をスルーできなくなったというか、激しく違和感を感じるようになったのです。
もちろん非常に多くの方々からエールをもらい、そこに対する感謝の気持ち、期待に応えたいという気持ちは純粋だし尊いものではあります。
けれども、
一度きりの人生で一番大事なことは本当にそこだろうかと。
個人的な感想としてはそう思ってしまうのですね。
もっといえば、応援されないのも辛いけれども、応援されすぎるのもかなりのプレッシャーなのじゃないかと。
「起きていること、もはや生きていることもしんどいレベルで体調は悪かったです。こんなに苦しいんだったら死んだ方がいいんじゃないか、と思っちゃったこともありました」
闘病生活を振り返った池江さんのこの告白。
体験した人にしかわからない絶望を何度も見たことでしょう。
それだけに世間は懸念している
15日付「デイリー新潮」は、そんな死ぬほどに苦しい闘病生活を送ってきた池江璃花子さんに対し、昨年夏にも報じられた吉本興業所属のタレントなべおさみさんが、
”依然として彼女にとりつき、離れようとしない”
という独特の表現で報じています。
注目度も高く、
最も影響力のあるアスリートの一人といっても過言じゃないと言われている池江さんになべおさみさんは、
「どんどん発信していかないとダメだよ。スポンサーも離れてしまうよ」
とアドバイスしているそうですと、吉本の関係者も記事中でコメント。
なんだかプロデューサーかマネジャーのような発言、アドバイスですね。
池江さんはこのアドバイスに従いながらSNS更新をしっかりやらなくてはと思ったりしているのでしょうか。
操られているように感じてしまう人が少なくないのもわかります、そうなると。
ネットでは、
・治療中にいろいろ苦しみ悩むこともあったと思う。そこに入り込んだんだろうけど、あなたはまだ若いんだし、心を強く持ってなべのような年取ったオカルト師に心酔しないようにして欲しいなと思う。
・何かしらの金づるになっている事は理解できる。質の悪いのに引っかかったね。体育ばかりしていると、こんな弊害もあるんだな。
・早く離れた方が良い。過去にもあったが マインドコントロールにより、すべてを失った芸能人もいます。なべさんは 過去にも似たようなトラブルを起こしているので 要注意人物であるのは間違い有りません。
・そもそも医療的なエビデンスが全く無いのに、まるで治癒出来るかのように謳うのは法的にもアウトだからね。そういったのは逆に病を悪化させるケースもあるから、池江選手や取り巻きは気づいてほしいな。
・スポンサーが離れていく…それは彼との繋がりがあるから離れていくのでは?彼の存在はダークすぎるし彼女の好感度は下がる一方では?リスク抱える商品に金出すスポンサーなんかいないですよ。元オセロの中嶋みたいになっちゃったのか…と思ってしまいました。
・池江璃花子、君にはがっかりだ。君を見ると、なべおさみの顔が浮かんでしまい純粋に応援しにくい。自分の決めたことなら外野がとやかく言うことではないけど、個人的にはがっかりです。
・彼女は終わったと思います。彼との関係を知った時に私は正直ガッカリしましたし、申し訳ないけど水泳選手としての今後を応援する気は完全に失せてしまいました。水泳選手として再び第一線で活躍したいと思うならば、彼との関係は完全に絶つべきです。
・なべ氏は過去に自分の息子の大学の替え玉受験を行い、息子は当然大学は退学。芸能界からも追放されたはず。池江さんを食い物にし利用しようとしていることは明白。
池江さんの周囲の親族も止めた方がいいと思う。
・まあなべ氏を「宗教」と言い切ってしまうことに反論はあろうが、池江選手にとってはまさにその存在は宗教なんだと思うよ。
・なべとくっついていると悪いイメージついちゃって周りから人がスポンサーがドンドン離れていっちゃうよ。でもそれがさらになべ依存へと進むなべの狙いなのかも。
・今までにこれに類する事件は山ほどある、私も気功とかに通ったが変化無し、待っている間に悪くなった、それが解放されて良くなったと勘違いするぐらい、即はなれるべし。
・今は何を言っても駄目でしょう。スポーツの世界(水泳)が駄目になればさらに関係が深くなるし、良ければますます浸透するでしょうね。本人はカルトではないと信じていればどこまでも信者を続けるでしょうね。落ちるも落ちないも本人次第。なべおさみも芸人をまだやっているんだ。息子の不正入学事件でいなくなったと思っていたけどカルトをしていたのか。
といった声が。
藁にもすがりたい気持ちというのはあります
なべおさみさんがどうかはわからないですが、
少なくとも彼女の人生最初のピンチに関わっている一人であるとするなら、それが「気を送る」ということでつながり、病気が回復していく過程によってよりその関係性が盲目的な段階に入っている可能性もゼロではないと見る向きも出てくるでしょう。
ならば、今動くべきは池江さんの周囲にいる大人たちかもしれません。
アスリートとしての成績の良さと人間の成長の度合いはトントンではありません。
しっかりしている女性でも、いくら大勢のファンに支援されている人気者でも、弱った心、弱った肉体の前では判断に迷うこともあればひれ伏す瞬間もあるかもしれない。
なべおさみさんとの関係がどういうものか第三者からはわからないので何とも言いようがないですが、過去の事例をみれば世間が心配するのもわかります。
デイリー新潮さんからの続報で事の経緯を見守るしかないのか。
コメント欄の向こう側にはたくさんの知恵や知識、体験者の声があります。
NHKスペシャルには申し訳ないですが「ふり向かず 前へ」ではなく、今こそ「前後左右をよく見て ときに立ち止まって」と助言したいかも。
では。
(出典元:デイリー新潮 5/15、オリコンニュース 5/9)
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