ころもです。
文字を読んでもすぐに意味が伝わらないことってあるのですよね。
昨日、岡江久美子さんの死去が速報で報じられたとき、文字は読めるのに意味が入らずしばらく唖然としたことを思い出します。
はなまるマーケットの印象が色濃く残っていた岡江久美子さんの印象は「死」とは真逆のものであったがために、その2つが同時に語られても脳が正しく反応できず混乱したのかもしれません。
それほどに岡江さんの急逝は衝撃でした。
新型コロナに感染したことを公表しなかったのは……
多くの人にとって「青天の霹靂」だった岡江久美子さんの死。
これは単純に「何の前触れ」もなかったことによるものが大きいと思います。
志村けんさんの場合を例にあげても、
感染したという報道があり、そのときの病状の説明がわずかではあってもあったので、悲しみはあっても「青天の霹靂」という衝撃とは違うものでした。
しかし「はなまるマーケット」が2014年3月に終了してからは姿を見る機会も少なく、タイミング的に全く見かけることもなくなったという視聴者も少なくなかったでしょう。
岡江さんの所属事務所も、
「キャンセルする仕事がなかったので、あえて公表する理由がなかった」
と、陽性であることを公表しなかった理由を23日付「スポーツ報知」のなかでコメントしていました。
岡江さんが最後に仕事をしたのは先月だといいます。
新型コロナの感染拡大の影響のために予定していた仕事は全キャンセル。
なるほどそういうことであれば説明する場もなくなるわけですから、あえて公表の選択をしなくてもなんら不思議じゃない。
事務所関係者にしてみても、
「(岡江さんが)『実はコロナに感染したけど、元気になりました』と言えたらいいなと思っていました」と無念をにじませた。
といいます。
番組で17年半も共演していた薬丸裕英さんなどは、
「突然かつ衝撃のニュースに震えが止まりませんでした。信じられないし、信じたくない」
「私ですらこの状態ですから、大和田獏さんと大和田美帆さんのお気持ちを思うと、その苦しさや悔しさ等は本当に計り知れないものと思われ、言葉になりません」
「はなまるマーケットでお世話になって17年半。芸能生活38年の中で一番長く一緒にお仕事をさせていただき、プライベートでも仲良くさせていただきました。今はこの事態を冷静に受け止めることができず、心が乱れ、言葉も出てきません」
と23日に自身のインスタでコメント。
ショックを隠しきれないのがわかります。
17年半、週に一度でも大変なことですがほぼ毎朝、それこそ夫婦以上に顔を合わせていたかもしれない長さですから、それこそ肉親を失ったような悲しみかもしれません。
個人的に胸を打ったのは、
芸能リポーター、長谷川まさ子さんが岡江さんのご主人である大和田獏さんと、岡江さんが死去後少しだけ話をする機会を得てリポートしたなかで、
新型コロナウイルスに感染したことを公表しなかったのは、
「必ず治るから大丈夫」
という本人の希望があったため、という箇所でした。
心より、ご冥福をお祈りします。
(出典元:スポーツ報知 4/23)
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