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嵐16万人新国立競技場ライブ開催の命運握るアーティストは!?

 

 

 ころもです。

 

もはや地球がコロナに覆い尽くされる勢いの感染状態。

ついにインド全土も封鎖となり、あとはオリンピック開催延期が決定した東京の首都封鎖がいつになるかといったことが目下最大の関心事となっています。

 

にもかかわらず、

 

といっていいのでしょう。

 

にもかかわらず、信じがたい情報が本日発売『女性自身」に掲載されていました。

活動休止前の最後の年であるとはいえ、嵐が、

 

5月15、16日の2日に渡って東京・国立競技場にて、「アラフェス 2020 at 国立競技場」を開催することが3月16日夕方に嵐の公式インスタグラムで発表されたというのです。

 

記事のなかで音楽関係者は、

 

「今年は嵐のラストイヤー。メンバー5人は去年からSNSを始めてファンとの距離が縮まったとはいえ、やはり20年間支えてくれたファンに直接感謝を伝えたいのが本音です。しかし、新型コロナウイルス感染症が世界各地で猛威をふるっており、『アラフェス』を本当に開催できるのかという問題に直面しています」

 

とコメント。

 

正直、東京事変の無理やりのライブ強行への世間の怒りは相当のものでした。ホリエモンの「ホリエモン祭」も非常識だとバッシングの嵐。

 

何より、人命第一に考えた場合、これまで考えられていた高齢者だけが重篤になるわけじゃないという事実、そして無症状の人々が基礎疾患の人に濃厚接触でもしようものならその人の命を失わせることになるまでの事態になるかもしれないという厳然たる事実。

 

世界の大都市が閑古鳥の都市封鎖を断行せざるを得ないほどに逼迫した、緊急も緊急、非常も非常、これまで人類が体験したこともないウイルスとの闘い真っ最中のなか、オリンピックの一件があればこそ抑えられてきた感染者の少なさで大いに誤解が蔓延している東京であるだけなのに、これはもはや「ファンへの感謝」といった生ぬるい感情だけで開催していいものでないことは火を見るより明らかでしょう。

 

なにせ、

 

新国立競技場は東京五輪の開会式会場だったところ。

つまり日本一のイベント会場。

 

収容人数は最大で8万人。

 

イベント関係者によれば、

 

「……、2日間でのべ16万人に直接感謝を伝えられる”二度とない晴れ舞台”に臨む準備に余念はありません」 

 というのですが、「でしょうね」としかいいようがない。

 

しかしどれほど余念なく準備しても蔓延するのがコロナウイルスだということです。

 

そうでなければ、

 

経済が氷結、リーマンショックを軽く超える世界で失業者が2500万人以上も出ると言われているこの世界大恐慌の状態であるにもかかわらず、すべての営業、生産活動を停止させるようなロックアウト状態を文明社会が次々と選択するはずがない。

 

それほどの深刻さがなぜオリンピックに浮かれた日本にだけは伝わらないのかと、歯がゆさを通り越しているのが世界の反応です。

 

 

あのミュージシャンのコンサート次第!?

 

嵐の気持ちはわからなくもないし、嵐のせいじゃないですが、だからこそ、輝かしいというのか、有終の美で終わりたいであろうラストイヤーに「ファンに感謝するため」という美名のもとに感染拡大の巣窟になってしまったと後世語られることのないようするのが本当の20周年を飾る最後の英断のようにも思えてきます。

 

ファンへの感謝の伝え方はなにも直接会場でなくてはいけないということでもない。

 

そのファンたちにはその後も続く「家族」との関係、生活、人生がある。

コンサートが終わって公共交通機関で全国各地へ戻り、もしかしたらライブのなかで濃厚接触したがために感染した、あるいは感染者が一人でもいればそこで爆発的に増える可能性もあり、その方たちが各々全国へ散らばってしまうことで、現在忍耐に忍耐を重ねているすべての世代、国民の苦労を吹き飛ばす可能性だって出てくる。

 

本人たちは若さと免疫力によって無事だったり軽症でも、その家族たちに高齢者がいたり持病を有している人がいれば、そこから感染、重篤化して死に至ることもある。

 

そういうことが冗談抜きで世界各地で今この瞬間も起こっている事実から目を背けることは「ファンへの感謝の気持ち」という言葉で償い切れるものであるかどうかということになるでしょう。

 

音楽関係者いわく、

 

「…前略、そんな状況下で今、注視されているのが、5万人収容の東京ドームで4月4日と5日に開催されるTHE YELLOW MONKEY公演。同会場では3月末まで全公演が中止、および延期されていますが、イエモンは”日本のエンタメ業界のためにも、俺たちが先陣を切る”覚悟を持っているといわれています」

 

とてつもなく勘違いをしているイエモンの話題をあげていました。

 

エンタメ業界のためにも、俺たちが先陣を切る!?

 

そんな体育会系の根性論でやっつけられるなら、感染拡大を止めることができるなら誰も苦労はしない。

 

それはつまりは、経済のためだけの発言にしか聞こえません。
活動が抑止されたりすべての活動が停止止されているのはウイルスの脅威に対してです。

 

政府や官僚のためじゃなく、一人一人の命を考えればこその現段階では限定的な忍耐期間なわけです。

 

そしてこの闘いは年を超す、長期的な闘いになる可能性も秘めている、その可能性だって捨てきれないという見方もある。

 

誰だって仕事をして稼いで生活に安心と安定を取り戻したい。

 

しかし、

 

であればこそ今ここを踏ん張って短期的なものにして、経済や日常が正常稼働できるようにみんなで感染を止めようというのが大事なのに、ファンのため、エンタメのためといった結果的に「営利目的」と解釈されてもおかしくない理由で強行突破しようとする団体がいるからいつまでもコロナの終息がのぞめないということになる。

 

オリンピックもようやくIOCバッハ会長との話し合いで、延期にこぎつけることができたわけですが、これにしても今のようなやり方で個人個人が好き勝手に感染拡大の抑止に協力しなければ、延期をまた「延期」ということにもなるかもしれません。

 

個人としてはオリンピック誘致のときからオリンピック開催には反対でしたが、オリンピックはいいとしても、日本の中小企業をはじめ体力のない企業にとってはワクチン開発までどうやって生きのびるか待ったなしの状態です。

 

エンタメもスポーツももちろん大事かもしれない。

 

けれども忘れてならないのは、今は世界中が非常事態宣言を出している戦争状態にあるといっていいわけで、花見や舞台を観ていられるようなお花畑状態では助かる命も助からないということです。

 

主催者任せの現状では、

 

首都封鎖はもう秒読み段階といってもいいのじゃないでしょうか。

 

13億人ものインドが25日の午前0時から全土を封鎖することが決定。東京が封鎖なんて考えられないといっていられるのは、オリンピック以前ならいざしらず、延期が決まったあとは通用しないと考えるのが現実的でしょう。

 

封鎖出来なかった理由がなくなったのですから。

 

では。

 

(出典・引用元:女性自身 2020年 4/7号)