毒舌ころも

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『10万円でできるかな』キスマイも大迷惑やらせ疑惑で終了か

 

 

 

ころもです。

 

 

本日発売『週刊新潮』がテレ朝の『10万円でできるかな』の人気企画「宝くじ」を買うのヤラセ疑惑について報じています。

 

ショックですね。

 

この番組はサンドウィッチマンとキスマイがレギュラーで、なかなか自分では検証できないことをやってくれるということで気に入っていたのですが、なんと「10万円」の数倍の資金が使われ、番組の顛末まで操作されていたというのです。

 

10万円じゃなかったのか〜い?

 

と叫びたいですが、テレビなんてしょせんこんなものと割り切るしかないのでしょう。

 

週刊新潮では、

 

昨年7月15日の「スクラッチ宝くじ削り旅」の放送内容を例に出し、その当時やらせに加担したアシスタントディレクターは、

 

「レギュラーチームのキスマイメンバーと、東山紀之さんらのゲストチームに分かれ、それぞれ5万円ずつくじを買って当選金額を比べる内容でした」

「私達スタッフはチーフディレクターの指示で、当たりくじを仕込むため事前にスクラッチを買い込み、削る作業にあたっていました。1枚200円ですから1万円で50枚買え、当たりがでなければ万単位で買い足すよう言われました。で、マスを削り続けるうち当たりがおのずと見えてくる。つまり、全部を削る前にどこにどの柄が出たら当たりになるかという”法則”が見つかるのです」 

 

当たりくじを仕込むためって……

買い足すよう言われましたって……

 

10万円ぽっきりだからいいんでしょうに、何してくれちゃってるのでしょう。

 

想像どおり、

 

当たりと分かれば撮影用に”ストック”していった、というのです。

 

ある番組スタッフは、

 

「収録当日、出演者に10万円をすべて削ってもらうわけにはいきません。そこで『手間を省くため途中まで削っておきました』と、当たりが確実な”ストック”と、買ったばかりのくじとを差し替えていたのです」

とも。

 

大した手間じゃないし、むしろ削る過程こそが醍醐味だし楽しいものなのに、これではゲストだって面白さが半減するだろうし、悪に知らず加担させられたも同然で気の毒です。

 

サンドウィッチマンら出演者は知らない

 

こうしたからくりはサンドウィッチマンや出演者には知らされていなかったといいます。

 

個人的にはこれは信じたい。

 

なにせ、この宝くじ企画で見せるキスマイやサンドウィッチマンのリアクションはとても自然で好感がもてたから。

 

あれが嘘だとは思いたくないという気持ちもある。
不自然なところや不可解なこともあったけれど、こうハッキリヤラせ疑惑が取り上げられると仮に真実の回があったとしてもなかったことにされてしまうのも残念でたまらない。

 

こういった仕込み作業には本来の資金10万円の数倍の額が注ぎ込まれたというのだから、もうその時点で番組の企画としてアウトでしょう。

 

有限な10万円という縛りが面白いし大事なのにそこがそもそも守られていない。

それは上限なくお金をかければ当たりくじの確率があがるのは当たり前のこと。そんなことは誰だってわかっている。だからこその「10万円」のはず。

 

だのに……

 

数十万円を使っていたのだから、視聴者を馬鹿にしているし悪どい。

 

 

当たりが出ない、というのが一番のトピックスなのに

 

「…前略、実際に収録の日に当たりがなかったら番組は成り立ちません。そのための保険という意味でも、事前の仕込みは必要だったのです」

 

と前出の方の証言も記事にありましたが、ここからして勘違いも甚だしいというのか能力がないという感じ。

 

番組は「10万円でできるかな」です。

 

真剣にまっとうにやって「当たりくじがでなかった」としても、それはそれで立派な結果だし、視聴者一人一人が10万円分を購入した結果こういうこともあるのだなという感想を持ってそれぞれに楽しめばいいだけのこと。

 

必ず当たりくじを出さなければと思うのは制作側の勝手な思い込みだし、そうでなければ「番組は成り立ちません」という偏狭な考え方のスタッフしかいないようでは、それこそ宝くじ企画以外をやっても結果はそう変わらないのじゃないでしょうか。

 

当たりが出ることが面白いと何故に決めつけるのかが不思議。

10万円分を購入しても当たらないという、自分では検証したくてもできないものを実行して結果を見せてくれるから有り難いし面白いのに。

 

1枚でも当たるときは当たる。

何百、何千枚買っても当たらないこともある。

 

そんな現実の面白さを正直に見せる。
それで面白いと思ってもらえるように演出することなどいくらでも出来るだろうに、ずいぶんと安直な方法を選んだものです。

 

週刊新潮では、この番組がまだ深夜枠の時代に10万円で土地を借りてキノコ栽培する企画でも育たなかったキノコの変わりにスタッフがスーパーでシメジを買い、地面に接着剤で貼り付け栽培したように見せかけた演出があったことも報じていました。

 

まったく…

 

自分たちの考える勝手な面白さのために貴重な実験結果を視聴者に教えず、既定路線の番組を何本作っても関係していくスタッフたちが現場を離れたとき、あるいはそうでなくとも番組の裏側を暴露されることがあるということを考えなかったのか。

 

何もかもが甘いしゆるい。

 

10万円も買えば必ず当たりくじが出るという結果より、10万円分も購入したというのに全く当たりくじがないという結果のほうがよほど面白いのに、それを面白くできる腕がないのなら、いずれヤラセ疑惑が発覚せずとも番組の寿命はそう長くないということになる。

 

気の毒なのはそういうからくりを知らされずにいたサンドウィッチマンや他の出演者たち。

 

そういった人たちまでもが胡散臭く見られてしまうとしたら、罪作りな番組ですね。

 

またひとつ好きな番組が消えていく……

寂しいな。

 

(出典・引用元:『週刊新潮』2/20号)