ころもです。
業界受けがいいのか女優の土屋太鳳さん(24歳)はいつも仕事が入っている、活躍し続けているという印象があります。
いっぽうで話題にあがるたびに独特の優等生キャラに賛否が沸き起こり、そういった面でも話題に事欠かない、まあ、ある意味非常に芸能人らしい充実した活躍を見せているともいえるでしょうか。
そんな順風満帆とみえる土屋太鳳さんがいよいよ今年10月にミュージカル版『ローマの休日』の主人公、アン王女役で初めてミュージカルに臨むことになったというのです。
あの、帝国劇場で。
これは公開処刑となってしまうのか
アン王女といえば映画ではオードリヘップバーンの役どころだったわけで、女優の中にはこの役は一度はやってみたいと思う方も少なくないかもしれません。
そんなある意味大役を果たすことになる土屋太鳳さんなのですが、場所は帝国劇場、W主演の「朝夏まなと」さんは元宝塚宙組のトップスターということで、
「…朝夏ファンからは、ミュージカル初挑戦の女優と肩を並べられることへの違和感を訴える声も聞こえてきますね」
と演劇ライターは懸念の声をあげます。
朝夏まなとさんさんは自身のオフィシャルサイトで、
「『ローマの休日』は、大好きな作品で映画も何度も見ています。そして帝国劇場の舞台に立つことが夢だったので、このような機会をいただけて本当に幸せです!
歴史ある作品を、演出の山田(和也)さんはじめ素晴らしいスタッフ、キャストの皆様と作り上げることが今からとても楽しみです!」
とコメントしていますが、宝塚宙組のトップスターでさえ「帝国劇場の舞台に立つことが夢だった」というほどの舞台に初ミュージカルの土屋さんが一緒に立つとなればどうしても比較されてしまうでしょう。
朝夏まなとさんは身長172㎝。
土屋太鳳さんは身長155㎝。
見栄えも違う。
しかしそこはミュージカルの見せ場、歌で勝負をすればいいといいたいところですが、音楽業界関係者は、
「彼女は一度、朝の情報番組で生歌を披露したことがあるのですが、音程も安定せず声量が乏しくて、業界では、歌の方面は厳しいかも、と話題になっていました。努力家ではあるのですが、ミュージカルの主演としての評価を得るまでに成長するのはなかなか難しいでしょうね」
と不安を口にしているようなのです。
確かに似たような女子高生役のイメージはあっても歌のイメージはない。独特の高い声、裏返るようなあの声で遠くの観客まで届くほどのボリュームが出せるのかといえばちょっと想像が難しい。
特番で汗を流して走りゴールする姿は目に浮かぶけれども、紅白で郷ひろみさんのバックで踊っていたときにも歌はもちろん唄っておらず、イメージがまるで浮かばない。
これが映画やドラマなら何とか現代の技術で誤魔化すこともできるかもしれないですが、ミュージカルという舞台ではごまかしがきかないのだから現場から不安の声があがるのもよくわかります。
芸能担当記者は、
「土屋はバラエティ番組に出ても『真面目すぎ』『性格作ってそう』と批判を受け、映画も『キャラ被りが多くて飽きた』と言われる始末。今回は新境地開拓への乾坤一擲のチャンスでしょう」
と2/6号「週刊新潮」で語っています。
ひとこと、
何が不思議かって、ミュージカルなどほぼ”歌が命”といってもいいのに、なぜに音程も声量にも問題があり、歌の方面は厳しいかもと業界で話題になっていたというほどの彼女をそうまでして使う必要があるのかということです。
なぜ?
チャレンジしたいから、本人がやりたいからといってやれるほど事務所の力が強いのでしょうか。
それとも無限の可能性を信じる素晴らしいスタッフに囲まれているということなのでしょうか。
一番きついのは本人だと思うのに、
土屋さんがこのお仕事を引き受けたとするなら「捉え方次第では」そこが努力家といわれる所以なのかもしれないですが、努力と才能が必ずしも連動するものだとは限らないので、不安の声がかき消えることも期待できないでしょう。
そういえば大学のほうも、
「土屋さんは中退していませんし、その意思もないと聞いています。8年生として、来年には卒業できるよう努力しているそうです」
と努力待ち状態で、4度目の留年を決断したばかりでした。
学校関係者も、
「もともとダンスをやっていたこともあり、土屋さんは大学での授業が大好きなんです。以前、学内の公演で『舞踊学専攻は私にとって誇りです』と語っていました。投げ出すことが嫌いな土屋さんは『何としても授業に出て大学を卒業する!』と、友人に話しているそうです」
と明かしているので、この得意の舞踊で初ミュージカルを何とか突破しようとしているのかもしれません。
歌はあとでついてくる?
土屋さんは努力家である以上に、怖いもの知らずという才能を持っていると感じるのは自分だけでしょうか。
ではまた。
(出典・引用元:女性自身 1/29)