ころもです。
フィギュアスケーターの宇野昌磨さんが芳しくないですね。
なんともすっきりしない。
先日のグランプリシリーズ、フランス大会では結果8位。
これは自己ワースト記録。
羽生結弦選手にとっても好敵手であったはずの宇野選手にしては、あまりに心もとない成績ですが一体どうしてしまったのか。
これまで宇野選手には幼少期から指導を受けてきた山田満知子さんと樋口美穂子さん両コーチがいたわけですが、
山田コーチから「違う環境でやってみたら」とアドバイスされたのはいいものの、新コーチを見つけることができず結局はコーチ不在のまま試合に臨んでいるというのが実状のようです。
ただ、
かなりいろいろなことが端折ってあるのだろうなとは思います。それまで演技が終わると女性コーチとハグするのが常だったので、それがファンにはどうなのかな?と思っていた部分もあるので女性コーチから離れるというのは選択肢として決して間違っているとは思えないのですが、問題はその先ということになりそうですね。
なにか意地になってますか?
開幕前に、
「今までも自分で練習メニューを考えてやってきた。1人でできる」
と話していたそうですが、ロシア大会前にはトリノ五輪銀メダリストであるステファン・ランビエルのもとで練習をして本番に付き添ってもらい、全日本選手権もいてほしいと言っていたと、全国紙五輪担当記者が「週刊文春」でコメントしていました。
今回のフランス大会の演技後には、
「演技内容は本当に多くミスしてしまいました。ただ、SPのような気持ちは一切なく、なんか最初から最後までどんだけっミスしても、最後まで諦めずに、おもいっきりいけたんじゃないかなと思います。やはり、試合で成功させなければ、うれしくないですし、楽しくもない」
と。
また、フリーのあと、キスクラでの涙には、
「自分がもし、1人で演技をして、歓声が何もなかったら、決してなくことはなかったと思うんですけど。本当にあのような演技をして、それでも、歓声をたくさんおくっていただいたことにうれしさと、なんか言葉では表現できない涙が出てきました」
とコメントしています。
ジャンプこそ不調でしたがやはり表現力が素晴らしいし、なによりステファン・ランビエルに見守ってもらえるならジャンプ以上のものが身につくと思うのは個人的感情が入りすぎているでしょうか。
コーチ探しはすぐには難しいでしょうから今はステファンコーチの力を借りて乗り切っていくのがベストかも。
しかし、
文春の記事からすると不調の理由は別にまだあるというのです。
それはなんと…
ゲーム。
遠征先で一番気にするのはWi-Fi環境だというぐらいゲームに夢中らしく、羽生選手も宇野さんと一緒のテレビ取材のときに、
「彼はほぼゲーマーですから」
と呆れていたというのです。
またそのレベルもeスポーツの世界大会で勝てるくらいというのだから半端じゃない情熱ということでしょう。
さらに、
携帯にしてもゲーム用と両親との連絡用の2台を保有しているのだとか。
そうはいっても厳しいスケートの練習の合間にやるぐらいいいじゃないですか、と喉まで出かかったのですが、本人が、
「1日にゲームは8時間。スケートの練習のオフにやるものという感覚はない」
と語っているので息抜きの域を超えていることがわかります。
好きこそものの上手なれといっても戦っている場は「氷上」ですから、これは違った意味での監視役は急ぎ必要かもしれませんね。
ではまた。
(出典・引用元:週刊文春 2019年11月28日号)