ころもです。
久々に池江璃花子さんがインスタグラムを更新しましたね。
ずっと行きたかったので大満足の1日でした…
この言葉と共にアップされた写真は、池江さんと言われなければわからないほどにいい意味で普通の可愛らしい年齢相応の姿が。
生きているだけで「金メダル」の声も
色白で和製美人な池江さんですが、東京ディズニーランドのシンデレラ城を背景にミッキーマウスのカチューシャをつけた写真をみる限りは、この方が現在白血病の治療中だということは微塵も感じません。
8月21日に念願だったTDLを訪れ、22日にインスタにて報告。
今回のインスタ投稿の件を各社はさっそく記事にしてヤフーで多くの人に知れ渡ることになったわけですが、そこについたコメントのまあ〜穏やかで優しいこと。
ほぼ同時期に闘病することになった堀ちえみさんへ向けるコメントは今や罵詈雑言、非難中傷の言葉以外見つけることが難しいだけにどうしても比較してしまいます。
闘病とは? 応援とは?
皮肉にも、と言っていいのかどうか。
ほぼ同時期に病気のことを世間に公表した池江璃花子さんと堀ちえみさん。
8月後半となって闘病から半年が過ぎた今では、闘病においても応援においても、あまりにも大きく明暗が分かれてしまいました。
そして、
堀さんにしてみれば同時期に病を公表した池江さんの存在というのは、それが素朴で誠実で必要最小限であるだけに闇を照らす光のような存在となってしまった意味で、アンラッキーだったかもしれません。
それほどに池江さんの露出の仕方は控えめであり、SNSの良さを駆使はしてもその甘い罠に浸かりすぎることもなく適度的確で心地よい。
それゆえたまに聞こえる報告に人々は耳を澄まし、その一言一句を大事にとらえ、語らぬなかに想像と配慮を膨らまし次の報告を待つという、理想的な状態に落ち着いている。
肝心な病状報告については自身の公式HPで「マスコミの皆様へのお願い」ということで、
2月に病気療養を発表してからホームページやSNSを通じて近況をご報告して参りましたが、入院から約半年が経ちました。既にホームページ等でも発表の通り2月以降入院と一時退院を繰り返し治療を継続しております。競技への復帰の時期につきましては現時点では明確にお伝えすることができませんが、これからも治療に専念して参ります。
と事務局側が声明を発表。
治療は継続中であること、そのなかで一時退院があるという現状。そして注目されている競技復帰への時期についても「現時点では」明確に伝えることができない旨、詳細こそ語られてないまでも過不足無く現状を伝えきることに徹しています。
池江さんを取り囲む人々も賢いですが、そういう人たちをそういう方向へ導く原動力なる”そもそもの本人の人間性、魅力”なるものがあってのことでしょう。
そう推察しています。
いっぽう、
舌がん・ステージ4を「金スマ」で公表して半年を経た堀ちえみさんの場合はといえば、
生きるか死ぬかの瀬戸際と思われた悲痛な「このまま人生に幕を下ろしても」的な様相は一切なくなり、完全なる回復以上の回復といっていいほどのバイタリティあふれる毎日を退院後ほぼすぐに実現させています。
舌を6割切除したにもかかわらず、食べたいものを食べたいだけ食べ、必要な食事以外のスイーツも食べ放題、辛いものも固いものも粘るものもささりそなものさえ太もも組織で再建した舌で問題なく食べている。
少なくとも、本人のブログ報告を信じるなら、そういう現状が繰り広げられている。
ではさぞかし応援していた人々は歓喜に湧いていることだろうと思いきや、これが目を疑うばかりの罵詈雑言で溢れかえっているではないですか。
その内容も量も凄まじく多く、多少残っていた応援メッセージも影を潜め、その人たちが「応援していたけど、もうそんな気が失せた」と前置きしてディスる始末。
一体何があればこれほど天と地の差になってしまうのか。
理由はもちろん限定こそしないですが、多々あると思われます。
半年の間にこれほどまでに変わるとは…
今年2月、ほぼ同時期に病を公表した二人ですが、その後の二人の闘病には大きな違いがあることはいうまでもありません。
同じである必要は一切ないと前置きしつつも、その報告の頻度、内容によって隠されていたその人物の「素顔・人間性」なるものが露呈していったことは否定できないでしょう。
◯池江さんの場合、
5月8日に公式HPを開設。それから8月23日までの今日までHPが更新されたのは開設日である5/8を含めても、たったの5回。
つまり約1カ月に1回程度の割合ということですね。
適度です。
少ない回数のなかでタイムリーにそのときの画像を加工することなく披露し、メッセージを添える。
◯堀さんの場合、
癌公表から一ヶ月と数日で退院。
ブログは毎日、しかも1日5〜10記事も投稿。
内容はヘリコプターでの温泉旅行に物産展巡り、映画に観劇にショッピング三昧という連日の外出、そして外食三昧。
出かける前には衣装を披露するファッション紹介も欠かさず、当初はひとつひとつのブランド名まで披露。
無駄に多すぎる投稿内容にはステマも多く見られ、あがる自撮り画像は修正があちこちに加えられているのがわかるものも散見。ときには蜂の巣が知らないまに出来ていたと大騒ぎし、蜂の一匹も映ることなく駆除が終了したという報告でそもそも蜂の巣は本当に巣食っていたのかという疑念をもたれる始末。
口を開けば「主人が…、息子が、娘が」と家族のプライベート情報を垂れ流し、舌がんに食道がんという2つの癌に罹患しているというのに、その癌が好む「糖分」を飽きること無く摂取する毎日をためらうことなく世界発信し続ける。
これ以上はもういいでしょう。
つまり、こういう差が、今現在の二人の報道につきまとうコメントの「差」になって出ていると、そういうことです。
何がいい悪いという判断はあえて抜きにしても、これではその人の病へ対する真剣さ、そして世間に対する誠実さというものが推して測られてしまうのも致し方ない。
池江さんの「念願」という言葉が本当に爽やかに聞こえたのは、「念願」だったということを大義名分として贅沢三昧、外出三昧の日々を躊躇すること無く、配慮すること無く世界発信し続けている堀さんが傍らに居続けたから、ということも大いに関係しているのではないかと見ています。
応援メッセージでは、
池江さんに対しては水泳への復帰云々以前に生きていて欲しい、という願望の声が多数。
堀さんに対しては、歌手として復帰することなど考えず、大人しく治療に専念して下さいという声がほとんど。
治療に専念して、という外形的な響きこそ似ているものの、その中身は「似て非なり」であることに気づいている人は、かなりの堀さんブログ通です。
ではまた。
(引用元:池江璃花子公式HP、スポーツ報知 8/22)
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