ころもです。
白血病で闘病中の池江璃花子選手が一時退院されたようです。
5日に開設された自身のホームページも更新。
どんな病状報告をされているのか。
詳しく見てみましょう。
一日一日を何とか乗り越えている、の告白が重い
14:13に配信された『スポーツ報知』の記事で池江璃花子選手の一時退院を知りました。
ホームページも更新されたということでさっそく開いてみると、本人からのメッセージが。
以下全文を引用。
ニュースを見ていると本格的な暑さが迫ってくるのを感じます 。
沢山のメッセージありがとうございます。
様々な報道が飛び交う中、現状については憶測や疑問もあると思いますが、私自身のこのホームページやSNSからの発信が全てです。
また、関係者の皆様への取材はご遠慮いただきたく思います。
ここからは近況報告です!↓治療は続いており、体調が優れない日もあります。
そんな日は、一日が過ぎるのをひたすら待って、とにかく一日一日を何とか乗り越えています。入院中は、退院後の目標を決めてモチベーションを保ちます。
先日、数日間の一時退院をしました。Tシャツでも暑いくらいでした 。退院中は家族で食事を楽しんだり、外の空気をたくさん吸ってのんびりした日を過ごしました。
もう病院には戻りたくない!と思う時もありますが、人生の中のたった数ヶ月間だと思って自分を奮い立たせてます 。
皆さんも暑さには十分お気をつけ下さい!
(引用元:池江璃花子オフィシャルサイトより)
虚飾の感じられない、素直な現状が語られていると感じます。
「池江璃花子からのメッセージ」と書いてあるページに映っているのは、自宅のキッチンでしょうか。
池江さんが一番手前、次にお兄さん、一番奥がお姉さんという順番で3人が何か作っているのか画像が一枚アップされています。
池江さんは黒い薄手のニット帽のようなものをかぶり、右胸にUSAという文字と国旗がプリントされた白い半袖のポロシャツを着ていて、表情は微笑んでいる、という感じの控えめな感じ。
お兄さんとお姉さんは顔が白く塗られ、その上に「兄、姉」とだけ書いてあります。
お兄さんの二の腕のたくましさ、胸板の厚さは紺色の半袖Tからも分かる感じで頼もしいし、その奥でピースサインを作っているお姉さんも顔こそ映ってないですが、おそらく笑顔なのだろうなと想像できるような首をちょっとかしげたピース姿。
”幸せ”の文字などどこにも書いてないけれど、一面に幸せオーラ、仲良しオーラが漂っていて「百聞は一見にしかず」といった、素敵な1枚です。
今月5日に開設されたホームページの投稿は今日を含めて池江さんからは2回ですが、その控えめな発信から多くの葛藤や戸惑い、それにもまさる未来への希望なるものも感じ取れて、いろいろと考えさせられることが多いですね。
好きな名言のひとつに、
「君が無駄に過ごした"今日"は、昨日死んだ誰かが死ぬほど生きたかった"明日"なんだ。」
という言葉があります。
不可抗力な力によって一瞬にして命を奪われることもある人生の不条理を思うとき、この言葉はなおのこと強く胸に響きます。
池江さんの近況報告は、これまで報じられた記事のなかで医師の方々が推察されていた治療内容や経過とほぼ合致していますね。
「…中略、池江選手が白血病を公表してから3ヶ月がたっています。公表されている情報が少ないのであくまで推測にはなりますが、抗がん剤治療が終わって免疫が回復してきたころかもしれません。
つまり『寛解導入療法』を終えて、次の『地固め療法』へと移行する”はざまの時期”にいるのではないでしょうか。
この時期は白血球の値次第ですが、無菌室から出て1週間ほど一時退院できる場合もあります。ただ『地固め療法』が開始されると、また無菌室に戻ることになるでしょう」
(引用元:『女性自身』5月28日号)
以前記事で紹介した医師の記事ですが、
これによれば今の池江さんの状態は、無菌室から出て一週間ほど一時退院出来る場合もあります、のところでしょうか。
だとすると、次は『地固め療法』が始まるということなり、無菌室に戻るということなのでしょう。本人が詳細を語ってはいないので、これとて医師の推察の域を出ませんが。
「もう病院には戻りたくない!」
の言葉が本音だろうと思います。
しかし「自分を奮い立たせてます」という言葉もまた、間違いなく本音なのだろうと。
応援しています。
ではまた。
(参考:池江璃花子オフィシャルサイトより)
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