ころもです。
必要以上の病状報告でヤフコメで大炎上し続けている堀ちえみさんと真逆にある、沈黙の池江璃花子選手。
ツイッター更新による現状報告が途絶えてから久しいため心配の声は膨らむばかりですが、そっとしてあげようという声がそれ以上に多いのが印象的です。
さて、
そんな池江璃花子選手の病状についての記事が本日発売『女性セブン』に掲載されていました。本人発のものではないので推量記事に終始していますが、転院先の病院があの方と同じということらしいです。
闘病の形は十人十色、とはいえ…
いちいち引き合いに出す必要も意味も本来はないのでしょうが、あまりに対象的な二人の闘病が短期間で報告されるのでどうしても比べてしまいます。
そうです、堀ちえみさんと池江璃花子さんです。
日本中の癌患者やその家族を敵にまわしたのじゃないかと危惧するほどのヤフコメでの罵詈雑言、にもかかわらず、メッセージに励まされてと語る堀さんの異空間のコメントにはさらに痛烈な批判が集中するばかり。
いっぽう、沈黙の闘病を続けている池江さんにはほぼ同時期の病気の公表だったにもかかわらず、未だにというのか、日に日に応援メッセージの数もクォリティも上がっているのが伝わってきます。
病気も違えば、進行度も背景も世代も何もかも違う二人であっても、この二人の病気への立ち向かい方があまりに対照的なため、堀さんの不要な情報発信の真逆にある池江さんの真摯な闘病の姿というものが、自ずと好意的に受け止められているということがひとつ言えるのでしょう。
長い前置きになってしまいましたが、
本日発売の『女性セブン』の記事によれば、お母さんの美由紀さんは「ほぼ毎日ように病院に通って娘の闘病を支えている」といいます。
では肝心の池江さんはどういう治療、現状なのか。
先日も記事を書きましたが、
こちら: 池江璃花子ツイッターで現状報告なしも転院で回復の兆し!?
白血病治療の名医がいるらしいという、日本屈指の市立総合病院に転院したとのこと。
そして現在はその病院の無菌室に入って治療を受けているというのですが、この日本屈指の病院というが実は、一昨年の6月に乳がんでなくなった小林麻央さん(享年34歳)が入院していた病院だというのです。
ちょっとだけ不穏なものを感じましたが、麻央さんはこの病院に信頼を寄せていたようで、手術を受ける決断をしたり、抗癌剤治療に放射線治療を受けている様子を明らかにし始めたのもこの病院に移ってからだというのですね。
結果的に麻央さんは残念なことになりましたが、
ずっと手術を拒否していた麻央さんが、
「病院の先生方の勇断により、先日、手術を受けることができました。術後、徐々に回復してきたため、ご報告させて頂きます」
と、2016年10月1日のブログに綴っていたというので、それまでの病院では得ることができなかった信頼というものがこの病院では得られたということが言えるのでしょうから、そういう意味では池江選手も臨床結果も圧倒的に多く、骨髄移植にも積極的で名医がいるという病院で、集中して治療に挑めるのじゃないでしょうか。
これ以上の詮索は本人も望むところじゃないと思うのでやめたほうがいいと思いますが、最近の池江選手と直接会って話をしたという日本水泳連盟副会長の上野広治氏は、
「(大学入学後も)会っています。治療は順調に進んでいるようです。頻繁に会えればいいのですが、われわれが菌を外から持ち込んでしまう可能性もあるので、そういうわけにはいきません。体調などを見ながら判断していきます」
と記事の最後で語っていました。
4万羽を超す千羽鶴が日本水泳連盟に届いているといいますから、ある意味非常に恵まれた方ともいえますね。
慌てる何とかは貰いが少ない、という言葉もありますから、多くの病人が決して恵まれているとはいい難い環境で闘病していることを鑑みても、堀ちえみさんの整合性のない多すぎるブログ投稿より、池江選手のように沈黙の闘病というものに人の感情は自然と突き動かされるのでしょう。
応援しています。
ではまた。
(出典・引用元:『女性セブン』5月2日号)
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