ころもです。
ちょっと変だな。
生きていればあちこち不調が出てくるものですが、ちょっとした不調であるだけにせっかくのサインも見て見ぬふりをして何となくやり過ごしてしまう。
そういう人、とても多いと思います。
けれども、それが実は重篤な疾患を発症していることの「サイン」だとしたら?
ああ、あのときの「あれがサインだったのか」と後悔することになるかもしれないですね。
今回は『週刊現代』11月10日号から、「代表的な病気の自覚症状」をご紹介します。
すでに不調を感じているあなたに当てはまる症状はありませんか。
すべての病気には何らかのサインがある
SOSを見逃すな!
年々歳は取るし、いつも体調万全というわけにはいかないのが人生。
でも、できる限り健康で快適な日々を送り続けたい。
そのために必要な努力や知識は当然と思えるのが、おそらく敎育の最終形態、目標なのではないかとすら思えてくる。
それほどに人生の支柱となる健康。
体の悲鳴、わずかなサインを見逃さない自分でいたいものです。
〜代表的な病気の自覚症状とは〜
・大腸がん・
自覚症状:関節が痛む
【概要】
直接的なものとしては便秘や、便が細くなるなどの自覚症状がある。だが、ときに手など関節の痛みが生じることもある。
・胃がん・
自覚症状:食欲がなくなる
【概要】
胃のむかつきや痛みなどの症状が出る。特に胃の下部に腫瘍ができた場合、食欲がなくなることがあり要注意である。
・肺がん・
自覚症状:顔がむくむ
【概要】
息切れや声の嗄れ、血痰など気管支系の自覚症状が多い。リンパ節に転移した場合、顔や首周りにむくみが出る。
・肝臓がん・
自覚症状:白目が黄色味を帯びる
【概要】
肝臓から腸に運ばれる胆汁の流れが悪くなり、成分が血液中に吸収される。それで黄疸状態になり、白目に表れる。
・食道がん・
自覚症状:熱いものが喉にしみる
【概要】
熱いものを飲んだ時、喉の奥がしみるような感覚があったら黄色信号。他にも、食べ物がのどにつまる症状が出ることも。
・前立腺がん・
自覚症状:男性器が勃たなくなる
【概要】
前立腺関連の疾患では、尿の出が悪い、失禁するなどの排尿障害、そしてED(勃起障害)などが起きることが多い。
・脳梗塞・
自覚症状:口笛が吹けなくなる
【概要】
脳梗塞で、脳の左右一方の神経が圧迫されると、体の片側が麻痺する。口笛を吹くと片側から空気が漏れるという。
・糖尿病・
自覚症状:口から果実臭がする
【概要】
以上なのどの乾き、頻尿などが主なサインだが、口から果実のような甘酸っぱい臭いがすることもある。
・認知症・
自覚症状:歩く速さが変わる
【概要】
忘れ物が多くなった、同じ話を繰り返すの他に、歩く速度が遅くなった、歩く姿勢が前かがみになったなどの症状も。
・心筋梗塞・
自覚症状:歯が痛くなる
【概要】
心臓と同じ神経で繋がっている胸部以外の部位に痛みを感じることがある。歯やアゴの痛みを感じたら注意が必要。
・緑内障・
自覚症状:頭痛、吐き気がする
【概要】
急性緑内障の場合、急激に眼圧が上昇する。その際、目の不調以外に、強烈な頭痛や吐き気を催すことがある。
・白内障・
自覚症状:物が2重3重に見える
【概要】
目がかすむ、ぼやけるなどが主な症状。夜に月を眺めて、2重3重にk見えたら白内障を疑ったほうがいい。
・白血病・
自覚症状:発熱が続く
【概要】
初期症状は発熱や身体のだるさなど、風邪と非常によく似ている。微熱でも、1〜2週間続く場合は検査がベター
どれも些細な症状ですが、何も症状がないときには感じないものでもありますね。
「あれ、おかしいな」と思ったら、その症状を誰かに伝えたり、何か記録につけておくのもいざというときに大事な資料になるかもしれません。
認知症の「歩く速度の変化」というのもとても参考になりそう。
なにごとにも「理由」があるということですね。
ではまた。
(出典・参考元:『週刊現代』11月10日号)
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