毒舌ころも

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見逃すな!「注射1本でガン消滅」の治療が受けられる病院

 

 

ころもです。

 

魅力的な見出し、多いですね。

ことに8月17・24日号合併号の『FRIDAY』にあった見出しは目を引きました。

それは、「注射1本でがん消滅」の治療がうけられる病院はここだ」というもの。

 

がんと言う言葉が持つ響き、イメージ、それは決して明るいものじゃありません。

 

しかし上記合併号に記載されていた記事では、「がん研究会がんプレシジョン医療研究センター」所長・中村祐輔医師(65)が研究を進めている”新たな免疫療法”を用いた治療を行ったところ、がんが完全に消滅し、2年間再発なしという劇的な変化が現れたというではないですか。

 

これは国際学術誌『ネイチャーメディシン』に研究者が発表した論文で、「乳がん患者に見つかった複数の肝転移などが半年で50%に縮小、そして1年後には完全に消滅し、そのまま2年が経過しているというもの。

 

 「手術なし、注射でがんが消える」時代が到来か!?

 

治療の責任者でNCI外科部長のスティーブン・ローゼンバーグ医師は上記患者の他にも、「結腸がんや胆管がんで腫瘍に存在していた特殊なリンパ球を投与した2名の患者の腫瘍が縮小した」という報告もしているといいます。

 

これら論文の発信元である『ネイチャーメディシン』は、最先端研究に特化した国際学術誌で、世界中の医学者が投稿してきた論文は精査され、基準を満たすものだけが掲載されるとのこと。

 

この論文が採択されたことは、「がん細胞の中に、がんを攻撃する性質を持つリンパ球がたしかに存在する」という事実が証明されたことを意味している。 

 

なんとも力強い話じゃないですか。

 

中村医師は、

「たとえ1例であっても、この論文によって、がん細胞に存在している目印を見つけて攻撃するリンパ球ががん組織の中に存在すると立証されたことに大きな意味があります。それに、このような報告があれば、ゲノム医療は『たまたまよく効いた』で終わらせることなく、なぜよく効いたのか、どうすればすべての患者さんに同様の効果を出せるようになるのか、遺伝子解析という見地から科学的に分析することができます。この新しい免疫両方は、患者さん自身が持つ免疫をさらに活性化してがん細胞を攻撃するため、形勢が逆転するまでに一定の時間がかかります。投与から半年後に大きな変化が現れたのはそのためです。それが様々な免疫療法の特徴ともいえます」

と語り、過去に中村医師が行った動物実験ではネズミにできた1㎝のがん細胞が綺麗に

消えていることも加え、そして、

 

「1人のゲノムを解析するために、当初は十数年で3000奥円かかっていたのが、この17年間でシーケンス(遺伝子解析)にかかる時間やコストは、時間が50万分の一、価格が100万分の一になりました。こんなに早く患者さん個人の遺伝子変異を解析して治療に役立たることが可能になるとは思いませんでした。このスピードは想像以上です」

とも。

 

読まずに眠れない!「がん消滅」の治療が受けられる病院はココだ!

 

大阪がん免疫化学療法クリニック

総院長:武田 力 医師

 

大阪発の総合的ながん免疫療法センターである「大阪がんクリニック」内に設置された自由診療部門。数ある「免疫療法」の中から患者の病態に合わせて最も適した方法を選択。免疫療法と「少量の抗がん剤」「免疫チェックポイント阻害剤」「分子標的薬」などを組み合わせることもある。

治療は、がん治療を熟知した「認定医・専門医」が施術。個人的な病状や治療法の相談は、セカンドオピニオンや個別面談(家族のみでも可)で受けつけている。

 

 

福岡がん総合クリニック

院長:森崎 隆 医師

 

完全予約制のがん免疫療法専門施設。培養技術者を置き、無菌培養室を併設。患者の病状に応じた免疫細胞療法の治療計画から細胞の培養管理、治療に至るまでを森崎院長が一貫して行っている。

治療は、数種類の「免疫細胞療法」(必要に応じて患者のさまざまな免疫細胞を取り出し、がんの病態に合わせて加工後、最適な部位に投与)と、保険適応外の薬剤(保険外の抗がん剤、個人輸入が可能な分子標的薬、免疫チェックポイント阻害剤など)を使用する「化学療法」の2本柱。

対象となるがんは、HPで確認を。がん診療に関する相談やセカンドオピニオンも受け付けている。手術を終えた後の再発予防として考えている場は、術前に相談が必要となる。

 

 

以上2つのクリニックが紹介されていました。

(出典・引用:『FRIDAY』8月17・24日号)

 

さらに知りたいかたは保存版として手元においておいてもいいかもしれません。
ではまた。