ころもです。
オリンピックにかかる巨額な資金を考えたら、その全てを国民全員が使える核ミサイルに備えるシェルターにしてと常々思いますが、羽生結弦さん演じるフィギュアに関しては、非常にオリンピックが楽しみでもあります。
矛盾してますが、そういう人多いのでは?
なにせ、芸術としての完成度が高い。
一流とは何かを「これでもか」と思い知らせてくれる。
凡庸で自堕落な日々を過ごしがちな自身の人生に、喝!を入れてくれる貴重な存在。
さて、怪我もあって今大会の出場自体が危ぶまれていた羽生さんですが、心配どころか、満を持しての個人戦出場になりそうですよ。
「特別な五輪になるだろう」コーチの自信
過激なまでのストイックさでときに「ナルシスト」過ぎるという批判も浴びてしまう羽生さんですが、そのナルシストの意味合いもまた他のそれとは一線を画しているように思いますね。
とにかく結果を出す。
壁が出来ても、それを超える。
これ、誰でもできることじゃありません。
昨年11月、NHK杯の前日に右足首を負傷したときには10日間の「絶対安静」という診断が下ったものの、平昌までには十分に間に合うだろうという根拠のあまりない安心感がどこかにありました。
でも、なかなか練習は再開されず、ようやく氷上練習が始まったのは今年に入ってからという状態。これはもしかして…、
千載一遇のチャンスである平昌オリンピックでの金メダルを逃してしまうのじゃないか。
それどころか、参加すら危ぶまれる状態でした。
でも、そこからの回復スピードは早く、
「数週間で全てがかみ合ってきて、よく練習ができている。彼を過小評価してはいけない。(試合に向け)楽観的に捉えている」
(引用元:スポーツ報知より)
というオーサーコーチのコメントも手伝って、金メダルへの期待が再浮上。
9日の団体戦を欠場することにしたのも、
「100%の状態に戻すために、あと一週間時間が必要だった」という理由からで、
練習ではスピードもキレも戻ってきているといいます。
個人戦が行われるのは16日、17日。
オリンピック連覇も夢じゃない
この連覇は、男子シングル66年ぶりの連覇ともなるわけで期待も高まるばかり。
これまでの成績は、
シングル、フリーのトータルスコアは330.43点。
これは世界歴代最高得点。
ソチオリンピック優勝。
2014、2017年世界選手権優勝。
グランプリファイナル、全日本選手権4連覇。
政治利用され、いい話などひとつもないと思える五輪の中で、唯一楽しみなフィギュアスケート。
存分に楽しみたい。
一番高い表彰台にあがって欲しいですね。
オリンピックは嫌いだけど。
ではまた。