ころもです。
男子リレー決勝!
ウサインボルトが倒れました。
トラックに突っ伏して泣くボルト、最後の走り、アンカーとしてバトンを引き継いだ直後、わずか2、3秒後のアクシデントです!
日本男子は堂々の3位!銅メダル!
おめでとう!
最初から最後まで素晴らしい走りでした。
ボルト、男泣きのラストランで伝説に!
男子リレー決勝、ラストラン、ジャマイカのアンカーだったウサインボルトがゴール出来ませんでした。
こんな結末を誰が想像できたでしょうか。これが現役最後の走りなのに、ジャマイカとして、チームのアンカーとして走る最後の世界陸上だというのに、神様はなんという意地悪な結末を用意したのか、ボルトは痛む足になのか、フィニッシュできない無念からなのか、トラックに倒れ、つっぷして泣きました。
バトンは宙に浮き、ジャマイカとほぼ並んでいた日本男子は絶好調のままフィニッシュし、堂々の、本当に一点の曇りもない素晴らしい走りで銅メダルを獲得!
おめでとう!日本!
お疲れ様でした、ボルト!
これがボルトの最後の走りとなった
肉離れなのかラストランで足を痛め、現役最後の走りとなる男子リレー決勝のアンカーとなるボルトが途中棄権という結果に!
アンビリバボー!信じられない、あってはならない、うそでしょ!
ボルトは仲間に抱き起こされ、観衆の前から早々に消えていきました。これがあの、世界陸上を牽引してきた世界最速の男の最後なのか。
ボルトの無念を思うと、日本が初めての銅メダルを獲得したというのに全く嬉しさが湧いてこない。
視聴者のほとんどがボルトに呆気にとられ、ちゃんと日本の走りと結果を受け止めきれてないのじゃないでしょうか。
でも司会者の織田裕二さんと中井美穂さんの言葉も実にそれぞれの個性を表してました。
中井さんはボルトの無念さに悔しさをにじませ、織田さんは逆にこれがボルトなんだ、ボルトらしい最後だと晴れ晴れとした声。
結果は、
イギリス 金メダル
アメリカ 銀メダル
日本 銅メダル
もしかしたら、不謹慎かもしれないけれど、ボルトが足を痛めて倒れなかったら日本の銅メダルは無理だったかもしれない。
でも、勝負は勝ったものが勝者だということを思えば、これは間違いなく日本の力、実力の結果、銅メダルです。
ボルトの無念は計り知れないけれど、これによってといっては変だけれど、ボルトは記録だけじゃなく、間違いなく忘れられない選手、伝説の人となったことは間違いありません。
人類最速の男も、実は生身の人間だったことを証明したロンドン世界陸上のラストラン。
ウサインボルト、忘れません。
ころもでした。