ころもです。
ウサインボルトが敗れました。
金メダルは長年の宿敵、ガトリン。
銀メダルはコールマン。
「ついに勝った」
ガトリンは涙を浮かべ語りました。
100m男子決勝、ゴール間近になってもボルトを見つけられなかったのは今回が初めてでした。
認めなければいけないラストランの結果
人類史上最速の男、ボルトの結果です。
1位 ガトリン 9秒92
2位 コールマン 9秒94
3位 ボルト 9秒95
100分の1秒を争う決勝、これが現実です。
ボルトは日本のインタビューに、
「いつもサポートしてくれてありがとう。言い訳はしたくない、全て自分は出し切りたいと思って走ったが出し切れなかった。
もうこれだけのたくさんのお客さんが応援してくれて大変嬉しかった。4×100には出場する」と明言、そして、
「この走りに納得して引退したい」
そう話して、次のインタビューへ移動。
正直、ボルトには絶対に金メダルを獲って有終の美を飾って引退して欲しかった。そんな姿しか見たくなかった。
ただ、
最後の伸びる走りをしたガトリンの勇姿もまた、それは素晴らしかった。
みんな素晴らしかった、だからそれだけに、悲しかった。
うまく言えないけれど、織田裕二も中井美穂も泣いているのが声でわかった。
解説の男性の言葉が耳にこびりついている。
ボルトは3つの意味で素晴らしいと思っている。
記録、記憶、そして長さ。
確かに。
ボルト、お疲れ様でした。今までありがとう。
ガトリン、ついに勝ったね。
それぞれ、素晴らしかった。
ありがとう。