ころもです。
FNS歌謡祭、いつも何かしらやらかしてくれます。
浜崎あゆみさんや中島美嘉さんの音外れ。中山美穂さんの音痴ぶり。いろいろな方がさまざまな失態で盛り上げてくれました。
そして今年、やはり一番の目玉といっていいのは久々も久々、工藤静香さんではないでしょうか。
というか、あまりにも今年のゲストはしょぼい。しょぼすぎて目がシバシバしてしまいました。本当にこれが「夏まつり」なの!?
アニバーサリーSPとはあるけれど、本当にがっかりの歌手ばかり。
だからテレビ離れが加速するのだ
とにかく誰が選んだの?というぐらい不作のゲストばかり。
◆アニバーサリーアーティスト
A.B.C-Z
EXILE THE SECOND
大黒摩季
加山雄三
工藤静香
郷ひろみ
GENERATIONS from EXILE TRIBE
タッキー&翼
谷村新司
乃木坂46
萩原健一
BREAKERZ
Hey! Say! JUMP
森高千里
森山直太朗
森山良子
ゆず
◆スペシャルゲスト
秋川雅史
石井竜也
岸谷香
小堺一機
斉藤和義
水曜日のカンパネラ
菅原小春
高見沢俊彦
竹中直人
T-BOLAN
Nissy(西島隆弘)
PUNPEE
藤原紀香
マイク眞木
水谷千重子
冗談みたい。
いくらアニバーサリーだからといって、これは‥‥ないな。
こんなことだから、みんな「君の名は」を借りてしまうのかも。
まるで触手が伸びない歌手ばかり。
紅白歌合戦のほうがまだマシだと思えるぐらい。
唯一の注目歌手は”工藤静香”か
SMAP解散の引き金とも噂された木村拓哉さんの妻、工藤静香さんが出演ということで、ちょっと覗いてみようかなという視聴者も多いかも。
今やCMでも見かけることのなくなった木村拓哉さん。それはそれは信じられないほどの人気急落ぶりで今後どうなっていくのだろうと思っていた矢先の奥様登場ですから、それは気になります。
個人的には、アンジャッシュの渡部さんではなく、草なぎ剛さん司会のときのFNS歌謡祭が大好きでした。
空気感の違う補助役のような黒木瞳さんが自分の歌を歌うのを我慢すれば、あとは素晴らしい歌手の、なかなか聴くことのできないコラボが聴けるし、何よりあの歌謡祭の一番の醍醐味は、ステージに立つ歌手を見る観客席の人々がこれまた同業の歌手たち、というところ。
歌手が歌手を見る。そして、その様子を視聴者が見る。
これが面白かったのに、これがなくなり、草なぎ剛さんがいなくなり、信じられないほど面白くなくなってしまいました。
渡部さんは今や設楽さんぐらいお目にかかることのできるコンビニエンスな司会者になってしまったので、あのトツトツとしてはいたけれどもプレミア感満載だった草なぎ剛さんの司会というのが、やはり味わいとしては突き抜けていたのかもしれないと、失って初めてわかった気がします。
それにしても工藤静香さん、大した度胸の持ち主です。
この時期にテレビ出演というのは、なかなかのもの。久しくテレビ出演していない印象があるので出るたびに劣化具合が話題になりますが、それを踏まえても私は歌手なんです、もう木村拓哉の影には隠れません、もう我慢しません的な勝気さを感じます。
実際、SMAP解散、木村拓哉人気大暴落ということで自分が今度は稼ぎ頭として頑張らねばという肝っ玉な部分もあるのでしょうか。
彼女の持つこの”独特な毒”は、でも芸能人としては必要なものなのかもしれないですね。先日「ホンマでっか」で優等生だと思われることを悩んでいた女優の芳根京子さんを見ていてつくづく人の魅力について考えさせられました。
今夜の工藤静香さん、どんな”毒”を見せてくれるのか楽しみです。