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武井咲「黒革の手帳」で米倉涼子を超えた!?あれが地かも

 

 

 

ころもです。

 

武井咲さん。ここに来てやはり女優さんだったんだなと思わせるドラマとようやく出会った感じですね。

 

『黒革の手帳』、水を得た魚のようにイキイキしています。

 

それまで松本清張といえば、近いところでは米倉涼子さんでしたが、結婚、そして離婚を経て毒が消えてしまったというか、あのさっぱりした気っぷの良さが売りだった彼女が離婚原因にも何にも触れずに逃げ回っていた印象ばかりが残り、だいぶ評価も人気も下がったような気が個人的にしています。

 

努力の人と、天賦の人の差か

どう切り取っても美人という枠に入るだろう武井咲さんは、これまで清純派女優というカテゴリーの中でとても窮屈そうに見えました。

 

それが原因なのか何をやっても中途半端、視聴率もとれず綺麗なのに少しも面白みの感じない、剛力彩芽さんと同列と切って捨てられるような、いてもいなくてもどっちでもいい女優さんでしかなかったように思います。

 

でもどうでしょう。

 

『黒革の手帳』の武井さん、しっくりきてませんか。これまで同じ事務所、オスカープロモーションの先輩だった米倉涼子さんが演じていた役を後輩の武井さんが演じるというのは安直で芸能界の闇を感じずにはいられませんが、所詮芸能界なんてそんなもの。

 

それを差し引いたとしても、武井さんの潜在的な悪女役の抜擢はなかなかのセンスだと思います。

 

米倉さんは演技力もあったし、自然だった。ただ、今に思えばあのプライベートでのあっけらかんとした性格、影どころか天真爛漫で太陽のような明るい性格が少し「違うな」という感じは常にあった。

どちらかといえば、彼女は努力でその役を演じきった印象。

 

でも、武井さんはその真逆。

声も若いし、演技も未熟。でも、彼女が本来持っている天賦の”悪女”ぶりが努力の人を瞬時に上回った感じ。

 

隠しきれない”悪”。

 

その悪に火をつけたのは、やっぱりあれかな。

 

理不尽、不条理な破局を迎えればこそ

武井さんは昔はヤンキーだったのか、そんな片鱗を感じさせる当時のやんちゃなジャージ姿の写真も簡単にネットで見ることができます。

 

曲がった口元も、嫌味を言うときの銀座のママとしては願っても無い部品に変化。その根っからの、努力なしのひねた感じが、銀座のママとしてはとってもいい感じなのです。

 

クールビューティーな感じも幼い声をカバーしてますね。あの声の幼さはなかなか変えられないのかもしれないですが、その分を補ってあまりある演技をインパクト絶大の大きな黒目がちの目がになってる。

 

本当にあの目はいいです。黒髪もいい。若いのに着物も似合う。米倉さんのちょっとファニーなお顔が怖い顔を演じてもいまいちだけれど、隙のない武井さんの顔が少し引き締まるだけでも、凄みがでます。

 

演技は正直まだまだだけれど、原石がいいので今後がとっても楽しみ。仲里依紗さんや高畑淳子さんという名女優に恵まれたこともあって、ますます悪女に磨きをかけ、代表作にし、先輩の米倉涼子さんからタイトルを奪って欲しいですね。

 

人気ボーカリストとの破局も女優には不可欠の試練だったでしょう。その時に味わった世の中、事務所への不信や不条理が彼女を一回りも大きくしたように感じます。

 

影が備わりましたから。

 

これまで全く魅力を感じてなかったけれど、今回の件でようやく彼女本来の毒が出てきて面白くなってきました。ドラマ、楽しみにしていますよ。

 

ころもでした。